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巨人・浅野翔吾が劇的1号満塁弾! 屈辱の二軍落ちから4カ月…阿部監督の喝で“確変”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月15日 11時42分

巨人・浅野翔吾が劇的1号満塁弾! 屈辱の二軍落ちから4カ月…阿部監督の喝で“確変”

浅野翔吾(C)日刊ゲンダイ

 2年目のドラ1男がド派手な仕事をやってのけた。

 9連戦最後の昨14日の阪神戦で、巨人の浅野翔吾(19)が「8番・右翼」で4月6日以来となるスタメン出場。0-0の四回2死満塁から、阪神・及川のスライダーを虎ファンで埋まる左翼スタンドへ、1号グランドスラムを叩き込んだ。今季初安打は今季チーム初の満塁弾。初めて上がった東京ドームのお立ち台では「めちゃくちゃうれしい。満塁だったのでバットを短く持ってエンドランのように打ってやろうと思った」と初々しかった。

 高卒2年目の今季は、開幕一軍入りを果たしたものの9打数無安打。阿部監督に「本当に狙った球、球種が来たのか。それでスイングをかけられたのか」と厳しく指摘され、二軍落ちを告げられた。

 あれから4カ月。二軍戦では74試合で打率.255、8本塁打、34打点も、今月は.462と調子を上げていた。阿部監督は「冗談だけど、打てなかったらすぐサヨナラするぞ」と送り出したという。左腕のスライダーを狙い打ったかについては「それは分からないけど、狙って打っていたら大したもの」と目を細めた。

「頭」さえ使えるようになれば、勝負の秋に向けて貴重な戦力になりそうだ。

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