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松雪泰子&高岡早紀「51歳」同い年の“枯れない色気”…ベテラン女優が見せつける「憂い」と「魔性」の源泉

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月16日 9時26分

松雪泰子&高岡早紀「51歳」同い年の“枯れない色気”…ベテラン女優が見せつける「憂い」と「魔性」の源泉

年齢不詳な雰囲気で…(C)日刊ゲンダイ

 夏の連ドラ「マル秘の密子さん」(日本テレビ系=土曜夜10時)に出演中の松雪泰子と、「笑うマトリョーシカ」(TBS系=金曜夜10時)の高岡早紀は、2人とも51歳。それも松雪が11月28日生まれ、高岡が同じ年の12月3日と数日違いだ。

「いやはや最近の50代の若いことといったら、改めて驚かされるばかりです。松雪さんも高岡さんも年齢を聞いたらびっくりするレベルの若見えですが、それだけではなく、登場すると画面がぎゅっと締まるような貫録や風格も出てきたように感じます」(芸能ライター)

「密子さん」では、主演の謎多きトータルコーディネーター本宮密子を福原遥(25)が、物語のカギを握る“不遇”だったシングルマザーの今井夏を松雪が演じている。

「松雪さんの憂いを帯びた表情は、見る者の心を引きつける。『密子さん』でも序盤からこれぞ松雪さんの真骨頂とでも言いたくなるような寂しげな演技のオンパレードでしたが、回が進むにつれて、そこに凛とした強さが加わった。松雪さんの大人の女性ならではの魅力がキラキラと光るようになってきましたよね」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 松雪といえば《劇中の声が小さい》ことでも知られている。2010年放送の松雪主演の連ドラ「Mother」(日テレ系)では、《松雪さんと田中裕子さんの場面では必ずボリュームを上げる》なんて声もあったぐらいだ。

「確かにお声は小さめですが、滑舌がいいので決して聞き取りにくいわけではありません。以前、松雪さん出演の舞台を拝見したことがありますが、舞台であってもセリフは聞き取りやすかったですよ。非常に華奢ですが、舞台上では大女優オーラがものすごい。圧倒されました」(前出の山下真夏氏)

■「あの声とおっとりした話し方が年齢不詳な雰囲気をうまく出している」

 一方、高岡は「笑うマトリョーシカ」で、櫻井翔(42)演じる政治家の母・浩子役。息子を尋常でないほどに溺愛し、そのすべてをコントロールする浩子。高岡はしっとり優しげというか、怪しげなほほ笑みを浮かべながら……。

「ドラマの中で20年以上前から現在の浩子まで演じていますが、どの時代もゾクゾクする色気を醸し出している。清楚に見えて魔性の女というか……ドラマの中での高岡さんがあまりに色っぽいので、つい2004年の“火遊び報道”を思い出しちゃったほどです。あの色気に抗える男性は果たして何人いるか。劇中では息子の友人まで誘惑し、あっさり“落として”しまったというのも、妙に納得しちゃいました」(テレビ誌ライター)

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