佐々木朗希またも「鬼門」クリアならず…3週連続で中6日先発を守れないナゾに首脳陣も苦悩
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月16日 11時42分
佐々木朗希(C)共同通信社
ロッテ・佐々木朗希(22)がアクシデントで緊急降板となった。
昨15日の日本ハム戦に中6日で先発。0-0で迎えた二回に日本ハム・浅間の打球が左足首の内側を直撃した。苦痛に顔をゆがめた佐々木は、ベンチで手当てを受けた後、一度はマウンドに戻り、2球ほど投球練習を行ったものの、小野一軍投手コーチ、トレーナーとマウンド上で話し合い、そのまま降板となった。
佐々木は試合後、「(当たったのは)アキレス腱の近く。投球はなんとかいけそうだったけど、それ以外のプレーができなさそうだったので」と説明。小野コーチは「トレーナーとの話の中で、やめた方がいいという判断になった。本人は投げる気持ちはあったと思う」とコメントした。結局、1回3分の1で16球を投げて1安打1奪三振。この日の直球の最速は158キロだった。
またしても「鬼門」突破はならなかった。この日は2週連続で中6日での登板だったが、さるテレビ局関係者がこう言った。
「佐々木はこれまで、中6日で2週連続登板すると、その後、コンディションに何らかの異変が生じていました。4月は2連続で中6日登板した直後、突然中8日に間隔が空き、その後は中9日とさらに“休み”が増えた。首脳陣が『疲労』を考慮した可能性はありますが、佐々木から体調の異変を訴えたという話もある。5月に2週続けて投げた時は、登板後に『上半身の疲労回復に少し遅れが見られるための抹消』と球団発表があって離脱した。一度は復帰したものの、6月に再び抹消され、1カ月半の長期離脱につながりました。つまり、中6日のローテを3週連続で守ったことがないのだから、虚弱体質というか、なんというか……。首脳陣も頭が痛いでしょう」
ロッテの吉井監督は開幕前、今季の佐々木の目標として「1週間に1回のペースで普通に1年間投げて欲しい。ただそれだけ」と語っていた。今回はアクシデントでの降板だが、1週間に1度の登板を3回続けたことがない投手が「行きたい」と公言するメジャーリーグで、中4、5日の先発ローテ入りが可能なのか──。ネット裏で視察を続けるメジャースカウトも疑心暗鬼になりつつある。
◇ ◇ ◇
佐々木に対し、ロッテ以外のNPB球団までこぞって怒り心頭だという。なぜ、他球団がブチキレているのか。いったい佐々木の周りで何が起きているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ロッテ・朗希「投球以外のプレーができなそうだった」左足アキレス腱付近に打球直撃1回1/3で降板
スポニチアネックス / 2024年8月16日 5時32分
-
【ロッテ】佐々木朗希は左アキレスけん打球直撃で2回途中負傷降板に「投球は何とかいけそうだったが」
スポーツ報知 / 2024年8月15日 22時4分
-
ロッテ・朗希 緊急降板の場面説明「いけそうだったけど…総合的な判断」 打球直撃は「アキレス腱の近く」
スポニチアネックス / 2024年8月15日 22時3分
-
緊急降板のロッテ朗希 打球直撃は「アキレス腱の近く」吉井監督は「大ケガになる可能性があるので」と説明
スポニチアネックス / 2024年8月15日 21時51分
-
【ロッテ】佐々木朗希 打球直撃緊急降板に反応さまざま「大丈夫か」「過保護」「呪われてる」
東スポWEB / 2024年8月15日 19時9分
ランキング
-
1富永啓生がアジア人初のGリーグ選抜入り ファンも「パリ五輪の悔しさをぶつけて」「NBAへの第1歩」と期待の声
日テレNEWS NNN / 2024年8月16日 15時46分
-
2バド“ワタガシ”ペア解消へ 20日開催の大会をもって 今後は渡辺は新パートナーと、東野は女子ダブルス
スポニチアネックス / 2024年8月16日 18時23分
-
3「性別問題」で波紋のボクシング女子金メダリスト、驚きの大変身 「フェミニンでエレガント」な姿披露
J-CASTニュース / 2024年8月16日 12時44分
-
4五輪銅バド「ワタガシ」がペア解消へ 渡辺勇大&東野有紗の13年ペア…20日開幕ジャパンOPが最終戦、ともに現役は続行
THE ANSWER / 2024年8月16日 18時15分
-
5トイレの紙は4日に1個、シーツ交換1度だけ…五輪選手村の実情を女子選手暴露「不潔な場所で…」
THE ANSWER / 2024年8月16日 11時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください