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28年ロス五輪でも「疑惑の判定」連発確定か…32年ぶり自国開催の米国はあらゆる手段を講じてくる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月17日 9時26分

28年ロス五輪でも「疑惑の判定」連発確定か…32年ぶり自国開催の米国はあらゆる手段を講じてくる

柔道男子60キロ級準々決勝、納得できない表情の永山竜樹(C)ロイター

 日本勢によるメダルラッシュに沸いたパリ五輪だが、一方で疑惑の判定に泣いた選手も少なくなかった。

 柔道男子60キロ級の永山竜樹(28)が準々決勝のフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)戦で、主審が「待て」を命じたにもかかわらず、相手が絞め技を解かずに失神。本来なら無効だが、審判は永山の一本負けを宣告した。鈴木桂治監督の猛抗議も受け入れられなかった。

 男子バスケットボール1次リーグのフランス戦も騒動になった。日本が4点リードで迎えた残り10秒。相手の3点シュートをブロックに行ったPG河村勇輝(23)が微妙な判定でファウルを取られた。フリースローも沈められて一気に同点に追いつかれると、結局、延長戦の末、歴史的勝利を逃した。「河村のプレーはフランス選手に触れていなかった」という指摘もあり、レフェリーによる地元フランスへの忖度ともっぱらだった。

 サッカー女子のなでしこジャパンはナイジェリアとの1次リーグ最終戦で、相手の反則で得たPKをビデオ判定の結果、取り消されるなど、日本勢だけでも判定に泣かされるケースが多々あった。

 ネット上では“誤審ピック”と揶揄され、審判の不手際、お粗末なジャッジが目立つ大会となったが、次回2028年ロサンゼルス大会でも疑惑のジャッジが乱発されるかもしれない。

 過去に行われた五輪ではアメリカ寄りのジャッジが少なくなかったといわれ、実際に誤審も起きているからだ。

 2004年アテネ大会の体操男子個人総合決勝では韓国選手が完璧な平行棒の演技を披露しながら採点が伸びず、優勝した米国選手に1.2点及ばずに銀メダルに終わった。

 冬季五輪でも米国勢有利のジャッジが横行。2002年ソルトレークシティー大会のスピードスケート男子500メートルで米国のフィッツランドルフがフライングしながら、レースは続行され、金メダルを獲得。1998年長野大会金の清水宏保は連覇を阻まれた。スターターを務めたのは米国人で、後にフィッツランドルフの叔父だったことが判明し、物議を醸した。

 米国はアトランタ大会以来、32年ぶりの夏季大会自国開催に向けて、これまで以上に各競技の強化に努めており、メダル量産のため、あらゆる手段を講じるのは必至。

 今大会、日本勢は海外開催で過去最多45個のメダルを獲得しただけに、ロス五輪では米国の審判に足を引っ張られかねない。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、アスリートたちが過ごした今大会の選手村では、いったい何万個の避妊具が配布されていたのか。オリンピアンが語った選手村の「衝撃の実態」とは、どのようなものなのか。 

 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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