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大谷の史上初「45-45」は口うるさいロバーツ監督次第 シーズン終盤はチーム事情で盗塁に制限

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月17日 11時0分

大谷の史上初「45-45」は口うるさいロバーツ監督次第 シーズン終盤はチーム事情で盗塁に制限

大谷翔平(C)共同通信社

ドジャース・大谷翔平(30)が史上初の偉業達成に向けカウントダウンに入った。

 日本時間16日現在、37本塁打(ナ・リーグトップ)、35盗塁(同3位)で、レギュラーシーズン残り40試合でメジャー史上6人目「40-40」(40本塁打、40盗塁)はおろか、史上初の「45-45」も射程圏に入っている。

 大谷は今春のキャンプ中から走力向上に努め、開幕後は順調に盗塁を積み重ねてきたが、今後も走れる保証はない。過去の盗塁王は、判で押したように後半戦の盗塁数が激減しているからだ。例えば昨季、史上初の「40本塁打、70盗塁」(41本塁打、73盗塁)をマークしたブレーブス・アクーニャJr.も、前半戦の41個から32個と大幅に減らした。

 これはシーズンの蓄積疲労による走力低下だけが原因ではない。地区優勝、ポストシーズン進出争いが熾烈になるレギュラーシーズン終盤は1点を争う場面で選手が自重したり、指揮官が安全策を取る傾向があるからだ。昨季のアクーニャもチームが地区優勝を争っていたこともあり、盗塁企図数は前半戦の48回から後半戦は39回に減った。

 大谷はどうか。ここにきてド軍はパドレス、ダイヤモンドバックスに2ゲーム差と猛追を受けている(16日現在)。三つ巴の地区優勝争いを強いられれば、ロバーツ監督が慎重になり、大谷に与えていたグリーンライトをはく奪する可能性もある。

 これまで指揮官は大谷に対して「打ちたい気持ちを抑えて相手投手に球数を投げさせなければならない」などと、打撃への注文を繰り返してきた。

 チームの成績と大谷の盗塁成功率などによって盗塁に「待て」がかかるようなら、史上初の偉業は遠のきかねない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷の投手リハビリがいよいよ本格化している。同時に、それは打撃にも好影響を与えるという。いったいなぜか。日本ハム時代の栗山前監督が語った「二刀流のメリット」とは何か。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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