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“北島三郎の愛弟子”大江裕って誰? バカ丁寧でキャラ立ち抜群、演歌歌手でお笑い界を席巻?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月18日 9時26分

“北島三郎の愛弟子”大江裕って誰? バカ丁寧でキャラ立ち抜群、演歌歌手でお笑い界を席巻?

大江裕(C)日刊ゲンダイ

 ウジャウジャいる中途半端な芸人より面白いと最近、評判なのが北島三郎の愛弟子、のろま大将の大江裕(34)。

 10日の「いくらかわかる金?」(TBS系)では「プロの歌手は路上ライブでいくら稼げる?」企画に参加。夏の湘南で2時間も路上ライブを行い、いくら稼ぐことができたのかを検証した。

 派手なジャケットと蝶ネクタイがトレードマーク。「湘南の皆さま、私は演歌歌手・大江裕でございます。どうぞよろしくお願いいたします」とおなじみの口調で丁寧に挨拶してから「それではまず、師匠、北島先生の歌から参ります」と「函館の女」と「まつり」を名刺代わりに熱唱。

 続けて加山雄三「君といつまでも」、夏川りみ「涙そうそう」、大塚愛「さくらんぼ」……さらにサザンオールスターズまで見事に歌い上げ、2時間で投げ銭25万5132円を稼いだ。

「のろま大将は歌のうまさはもちろんですが、やっぱりキャラクターが素晴らしい。あのクマちゃんのような大きな体も相まって愛すべき存在というか。今の若手の演歌歌手は衣装などはスタイリッシュな感じになりがちですが、彼の場合、ド派手なジャケットに蝶ネクタイという昔ながらのスタイル、マイクを持つ手はしっかり小指が立っているとか。まさに最後の演歌歌手という趣がいいですね。しかも、師匠へのリスペクトを常に忘れないのもアピール大ですね」(テレビウオッチャー)

 今週は11日の「NHKのど自慢」、13日「秋山ロケの地図」(テレビ東京系)にもゲスト出演してまさに大江裕ウイークだった。「秋山の地図」ではオヤジギャグを連発し、お風呂に入る場面では「乳首はNGです」と絶対に見せない妙なこだわりも。

「狙っているわけではなく、あくまでも『素』だから面白い。今、テレビで一番面白い、見たいタレントかもしれません」(同前)

 タメ口キャラのフワちゃんは自滅。それとは真逆、低姿勢、丁寧な言葉づかいの大江裕。テレビがこちらにシフトするチャンスかも。

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