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週刊誌2誌で評価は真っ二つ…悠仁さまがそれでも「東大に合格」できる仕組み(元木昌彦)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月18日 9時26分

週刊誌2誌で評価は真っ二つ…悠仁さまがそれでも「東大に合格」できる仕組み(元木昌彦)

秋篠宮悠仁さま(C)共同通信社

【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】

 秋篠宮家の長男・悠仁さま(17)の「東大合格」がほぼ決まった。週刊新潮(8月15・22日号)は巻頭でそう打った。同日発売の週刊文春は「悠仁さまは筑附高では“異例の成績”」だと、東大への推薦入学に疑問符を打った。

 新潮が根拠の一つとして挙げているのが、悠仁さまの受験生とは思えない“余裕”のある夏休みの過ごし方である。悠仁さまは7月31日から岐阜県で行われた「第48回全国高等学校総合文化祭」に、公務として両親とともに臨席した。さらに、11月に開催される予定の「秋の園遊会」にも参加することはあり得ると、西村泰彦宮内庁長官が繰り返し明言したというのである。

 悠仁さまが目指しているのは東大農学部への推薦入学だといわれる。出願の締め切りは11月6日。年明けの1月18日から2日間にわたって大学入学共通テストを受け、1000点満点で800点が合格ラインだといわれている。

 共通テストが悠仁さまにとって最大の難関のようだが、過去に東大の学校推薦に合格したケースでは、共通テストの成績よりも提出した書類や面接の方が重要視されているという。

「悠仁さまにとっては実に“お誂え向き”の入試である」(新潮)。悠仁さまは昨年11月に赤坂御用地に生息するトンボの生態をまとめた論文を、「国立科学博物館の研究主幹らとの共同執筆で発表なさっています。また今月25日から京都で開かれる『第27回国際昆虫学会議』でも『皇居の動物相モニタリング調査』という研究をポスター形式で発表なさるご予定なのです(宮内庁担当記者)」と同誌。

 一流の学者との論文執筆、国際学会への参加など、一般的な高校生には縁遠いことをいとも簡単に成し遂げている。精神科医で受験アドバイザーの和田秀樹は、「特に悠仁さまのようなお立場であれば、高校側は配慮せざるを得ない。(中略)大学側にとっても、不合格にするという選択肢はないのです」と話している。

 一方の文春はこうだ。

「小誌は今回、筑附高の関係者から、衝撃的な証言を得た。『じつは高校側は、悠仁さまに頭を悩ませている。(中略)目下の問題は、学業成績についてです。悠仁さまは、率直に申し上げて“異例の成績”なのです』」

 さらに、くだんの関係者はこう言うのである。

「生物を除いては、文系科目も理数系科目も成績が伸び悩んでおられる。理解力を測るテストの点数が芳しくないと聞いています。筑附高では平均点も非公開で順位も明かされないため、同級生ですら彼の成績を知る生徒は限られる。ただ、この成績だと授業についていくのは難しく、ご本人も苦しい気持ちを抱えておられるのではないか」

 とても東大農学部の推薦入学に筑附高として推薦するレベルではないというのだ。

 真っ二つに分かれた両誌の評価だが、私はこう考える。母親の紀子さまは「初の東大卒の天皇」という夢に突き進んできた。宮内庁も黙ってみていることはなかったはずだ。9年前に東大が推薦型入試を始めたのも、このことと無関係ではないのではないか。

 たとえ「裏口入学」のそしりを受けても、今の秋篠宮家にとって“希望”はこれしかないのである。もし失敗するようなら、悠仁さまにとって大きなトラウマになってしまうかもしれない。

 明確な帝王教育の術をもたない秋篠宮夫妻が、唯一固執してきたのが「東大入学」であり、仕組みは出来上がっている。

 もっとも、首尾よく入学できたとしても「東大で終わった人」にならなければいいが……。(文中一部敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

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