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名優アラン・ドロン88歳で死去…世紀の二枚目スターと日本には知られざる“深き結縁”が

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月19日 11時16分

名優アラン・ドロン88歳で死去…世紀の二枚目スターと日本には知られざる“深き結縁”が

アラン・ドロン(C)ロイター=共同

 映画「太陽がいっぱい」などで知られるフランスの名優アラン・ドロンが18日に死去した。88歳。フランスの複数メディアが伝えた。

 アラン・ドロンは1960年に公開された映画「太陽がいっぱい」をはじめ、「サムライ」「冒険者たち」など数多くの映画に出演。“世紀の二枚目”と呼ばれ、世界的人気を博した。

 日本との縁も深い。71年公開の映画「レッド・サン」では三船敏郎、チャールズ・ブロンソンと共演するなどし、CMにも出演した。

「映画『太陽がいっぱい』が日本でヒットしたのをきっかけに、『ダーバン』『レナウン』といったCMにも出演していたのでお茶の間でも馴染み深い俳優でした。日本ではハンサムの代名詞で、漫画『こち亀』などにも登場しました」(映画批評家・前田有一氏)

■吉原ソープ伝説

 2018年のインタビューでは「そもそも私のすべては、女性のためにあるのです」といってはばからなかったというドロン。名だたる美女と浮名を流し、生涯モテモテ人生だったが、日本ではこんなエピソードも。

「昭和50年代に映画関係者が接待で吉原のソープランドに連れて行ったら大喜びしたっていう話だよ。当時の名称はトルコ風呂だね。歌麿という店でお相手をしたのが丸千代嬢。すぐに界隈で話題になってドロンと“兄弟”関係になりたい男が店に殺到したというからね」(当時を知る映画関係者)

 私生活でも最後のパートナーは日本人女性だった。ドロンを17年にわたり公私ともに支えて事実婚状態だったが、2019年にドロンが脳卒中で倒れたのを機に状況は一変。現在は元妻や3人の子供たちとの間で遺産相続争いが勃発し、その経緯を週刊新潮で告白して話題になったばかりである。

 アラン・ドロンと日本は、かくも深き“結縁”で結ばれていた。

  ◇  ◇  ◇

 88歳で大往生を遂げたアラン・ドロンは2017年の81歳時点で引退宣言をしていた。●関連記事【もっと読む】81歳で引退宣言 波乱万丈アラン・ドロン“悔いなき”人生…では、本人の波乱万丈な人生を振り返っている。

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