1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

阪神は戦力底上げでの連覇に暗雲…オフの大型補強は「契約最終年」岡田監督の去就次第か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月21日 9時26分

阪神は戦力底上げでの連覇に暗雲…オフの大型補強は「契約最終年」岡田監督の去就次第か

岡田監督(C)日刊ゲンダイ

 阪神の岡田彰布監督(66)といえば、生え抜き中心のチーム作りを理想としている。昨季、日本一を達成した際は「FAは全然眼中にない」と、大型補強には目もくれず、現有戦力の底上げを図ることで、連覇を目指している。

 が、チーム周辺では、リーグ2位のチーム防御率2.43を誇る投手はともかく、リーグワーストのチーム打率.236に留まる野手の補強は待ったなし、との声もある。

 前半戦は大山、佐藤輝が二軍落ちを経験するなど、主力が軒並み不振に陥った。投手陣が踏ん張って勝率5割以上を維持してはいるものの、野手の選手層は薄く、岡田監督が期待を寄せる若手、中堅野手の中で新たに一軍戦力に加わったのは、高卒3年目の前川右京(21)くらい。大卒2年目の野口恭佑(24)が6月下旬から一軍ベンチ入りし、岡田監督も粘り強く起用しているものの、打率.192、0本塁打、5打点に留まっている。首位広島に5ゲーム差をつけられる現状、現有戦力の底上げによって連覇を狙った指揮官の目論見は、外れそうな雲行きだ。

 チーム打率が2割2分前後をさまよっていた6月中旬、親会社の阪急阪神ホールディングスの株主総会では、株主から「なぜ外国人選手を補強しないのか」との意見が出た。最終的にはフロントと岡田監督が話し合い、緊急補強には動かなかった。

「岡田監督が是が非でも補強を望んでいたら、フロントも躊躇なく動いたでしょう。ただ、岡田監督も今季が2年契約の最終年。その去就次第で来季の補強方針は大きく変わるかもしれません」とは、在阪の放送関係者。

「まずはFA権を取得した大山、坂本、青柳らの引き留めが最優先ながら、二軍暮らしが続くノイジーとミエセスの両助っ人野手は今季限りでの退団が濃厚。岡田監督が続投することになっても、新助っ人を獲得するのは間違いない。仮に岡田監督が今季限りで退任し、新監督が就任すれば、加えてFA補強に動く可能性はあります。今オフの国内FA市場は枯渇気味ですが、投手は、ともに3年契約最終年を迎える広島の大瀬良大地(33)と九里亜蓮(32)、野手はソフトバンクの中村晃(34)の動向が気になるところです。特に中村は、巧打がウリで一塁と外野を守れるものの、一塁でポジションが重なる山川穂高が加入したことで出場機会が激減していますから」

 阪神はこのオフ、“純血主義”から脱却し、久々の大型補強に乗り出すことになるのか……。

  ◇  ◇  ◇

 岡田監督は前半戦の時から焦りが募っていたようだ。盟友である掛布雅之氏がズバリ指摘した岡田監督の「不可解な言動」とは、いったいなにか。

●関連記事【もっと読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください