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女優・橋本愛の気骨と素顔「劇場版 アナウンサーたちの戦争」についての心情吐露が話題

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月21日 16時32分

女優・橋本愛の気骨と素顔「劇場版 アナウンサーたちの戦争」についての心情吐露が話題

橋本愛(C)日刊ゲンダイ

 女優の橋本愛(28)がインスタグラムで、自身が出演した映画「劇場版 アナウンサーたちの戦争」(16日公開)について心情を吐露し、話題になっている。

 橋本は、〈とても大切な作品が、映画になりました〉という書き出しに続けて、こうつづった。

〈なかなか言葉にできなくて、ごめんなさい。思ってることたくさんあるんです。この国の、加害と被害の歴史についても、今世界で起きている戦争、虐殺についても、失われた命について、奪われた命、生活、人権について。一個人として、一社会人として学び、小さなことでも、アクションを起こしていく。そんな日々を過ごしています。〉

 最後は、〈どうか映画館で体験していただけたら幸いです。ものすごい熱量です。〉で締められるこの映画は、2023年8月14日に放送された同名のNHKスペシャルの劇場版。太平洋戦争中、ラジオ放送で戦意高揚を図るプロパガンダや偽情報で敵を混乱させる「電波戦」を余儀なくされたNHKのアナウンサーたちの葛藤や苦悩を実話を元に描いた話題作だ。

 橋本は、実在したNHKの和田信賢アナ(森田剛)の後輩で妻になった実枝子さんを演じている。

 しかし、タレントや俳優が、歴史認識や政治的発言をすることがタブー視される日本の芸能界で、若手女優がハッキリとこうした物言いをすることは珍しい。

 Web「タレントパワーランキング」(アーキテクト)ほかで芸能人の取材や人気分析を手掛ける女優評論家の高倉文紀氏はこう話す。

「個性的な役柄が多く、自分の世界観をしっかり持っている女優さんなので、今回の役でも、いろいろなことを感じ、考えたんだと思います」

 確かに橋本といえば、ややもするとクセの強い難役や何かを抱えている役柄を演じている印象が強い。

 しかし、10代のデビュー当初から橋本を何度かインタビューしている高倉氏はこう続ける。

「しかし素顔の彼女は気さくで、とてもフレンドリーな感じなんですよ。“実際に会ってみると、役のイメージとは全然違った”と驚く人が結構います(笑)。かつて、彼女が“役に入るときは、十分に準備をして、完全にスイッチを入れて挑み”、(当時、やっていた『セブンティーン』などの)モデルの時は、“スイッチを半押しにしています”と話していたのが印象的です。また人間観察が好きで、人の表情を見ていろいろなことを考えるとも言っていました。そうした人間に対する深い洞察力が、同世代の女優の中では唯一無二の存在感につながっているんでしょうね」

 読書家で、週刊文春では書評コラムも連載中。同作への出演で、彼女の心のスイッチが入ったことは間違いなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 「あまちゃん」の足立ユイが印象的だった橋本愛は、「ばけばけ」の主人公にふさわしいのではないかとの声が上がっている。

●関連記事【もっと読む】朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン候補“本命”は森川葵、橋本愛、小芝風花…意外な女優の名前も…では、橋本含め名前が挙がっている女優にフォーカスしている。

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