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石丸伸二氏の「政治屋」転身にSNSでもガッカリ…メディアからの“完全消滅”に現実味

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月21日 16時32分

石丸伸二氏の「政治屋」転身にSNSでもガッカリ…メディアからの“完全消滅”に現実味

本当は「政治屋」になりたい?(C)日刊ゲンダイ

「とうとう賞味期限が切れたようだ」

「意外と呆気なく消え去ったな」

「まっ、こうなるのは目に見えていた」

 東京・永田町の政治部記者から、こんな声が漏れ始めているのは7月の東京都知事選で落選した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)。

 当選した小池百合子知事(72)に次ぐ得票だったことから注目を集め、なぜか選挙後からメディアで引っ張りだこになった。その後、市長時代にも話題となっていた、相手の質問に正面から答えず、論点をずらしながら自分のペースに引きずり込む独特の話術が「石丸構文」などと呼ばれるようになり、一躍時の人となった。

 だが露出が増えて慢心したのか。選挙中は見られなかった“上から目線の本性”が徐々に姿を現し始め、注目度は急降下。そしてトドメとなったのが18日、自身の動画サイトチャンネルで立憲民主党について触れた発言だった。

 石丸氏は立憲の活性化策として、次期衆院選で立憲代表の選挙区から出馬する案を示し、「次の立民の代表の選挙区で出る。立民の代表に勝ったら僕を党首にしてください。乗っ取ります」と仰天発言。さらに「看板を替えたばかりの代表選の直後に実は一番のピンチが来るとなると、注目を集められるのではないか」とも言い、「自分の政治生命をかけて国民に訴える姿勢をみせないと思いは伝えられない。そのときは自民も公明党も協力して(候補を)立てないで」と言い放ったのだ。

■「恥を知れ!恥を!」という市長時代の自身の言葉を噛み締めたらどうか

「雨にも負けず、風にも負けず、組織票にも負けず、そんな都知事に私はなりたい」

 都知事選の街頭演説でこう懸命に訴えていた石丸氏。TVメディアは「政治屋の一掃」を声高に叫び、地方都市の首長を辞して首都・東京の知事選に名乗りを上げた姿に着目。「既得権益の打破を目指す新たな風」「既存政党を壊す若い力」などと持ち上げていた。

 それが都知事選から1カ月半ほどで「政党を乗っ取る」などと、まるで「政治屋気取り」の発言をしているのだから、SNS上で驚きの声が出るのも無理はない。

《結局、自分が一番、政治屋になりたかったわけね》

《自公も協力してって。それが政治屋だろ》

《既得権益を持つ自民、公明に協力を求めて野党党首を狙い撃ちとは正体見たり》

《思いっきり組織票に負けてるやん》

「恥を知れ!恥を!」。石丸氏が市長時代に言っていた言葉を今、自分自身で噛み締める時か? メディアから消える日はそう遠くない。

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