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日テレvsSTARTO社のゴタゴタで「24時間テレビ」の欺瞞が浮き彫り…出演は嵐・相葉雅紀のみ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月22日 15時32分

日テレvsSTARTO社のゴタゴタで「24時間テレビ」の欺瞞が浮き彫り…出演は嵐・相葉雅紀のみ

相葉雅紀(C)日刊ゲンダイ

「恩を仇で返すとは、まさにこのことだ。今後は、全ての付き合いを含め、いったん、ゼロベースにして関係を見直す時期に来ている」と語気を強めて語るのは日本テレビのある幹部局員。同局の看板番組である「24時間テレビ47」(8月31日、9月1日OA)が間近に迫るなか、その怒りの矛先が向かうのは、STARTO ENTERTAINMENT社(以下、S社)。理由は、水面下で密かに出演交渉していたS社所属の「timelesz」「King & Prince」「SixTONES」「Snow Man」「なにわ男子」といった人気若手アイドルグループの出演が最終的に実現しなかったからだという。

「結局、今年の『24時間テレビ』に出演するのは嵐の相葉雅紀一人です。先に放送されたフジテレビの『27時間テレビ』には多くの同社の若手アイドルグループを出演させていた。『24時間テレビ』は長年にわたり旧ジャニーズ事務所のタレントをメインに起用し売り出しにも協力してきた。故ジャニー喜多川氏による性加害問題が露見した昨年も多くのテレビ局が旧ジャニーズ勢と露骨に距離を置くなか日テレは批判されながらも出演させ続けた。それが一転、“セクシー田中さん事件”や“24時間テレビ横領事件”などが相次いで報じられ、日テレのイメージが悪くなったと見るや露骨に出演を固辞したと受け止められています」(スポーツ紙芸能担当記者)

 背景にあるのは、日テレが今年度、是が非でもS社に所属する若手アイドルグループを出演させたかったという本音だ。

「今年度の視聴率次第では同番組の来年度の放送がなくなる可能性があるからです。メインスポンサーである日産とイオンは今年度の視聴率に着目している。ボーダーは世帯平均視聴率10%。それ以下だと撤退するといわれています。日テレとしては数字を持っているS社のタレントは何としても出演させたかったわけです」(制作関係者)

滝沢秀明が率いる「TOBE」と急接近か?

 さらに、日テレにとって「24時間テレビ」の命運はまさに局の未来を左右すると言っても過言ではないという。

「募金は別法人となっているため当然、別会計ですが、広告出稿の売り上げはなんだかんだ言って100億円は下らないんですよ」(前出の日本テレビ局員)

 S社にソデにされた形の日テレではこんな動きが活発化しているという。

「S社のタレントが出演しない以上、どこと交渉しても問題ないわけですから、滝沢秀明が率いるTOBEに急接近していると聞いています。また来年以降は、S社以外の事務所のタレントをメインに起用する方向で局内は一致団結しているようです」(芸能プロダクション関係者)

 日テレとS社のゴタゴタは、チャリティーをうたいながら金儲け主義がはびこる「24時間テレビ」という大いなる欺瞞を浮き彫りにしている。

  ◇  ◇  ◇

 昨年発生した日本海テレビの元幹部による寄付金の横領事件の反省なきままに「24時間テレビ」の放送が強行されようとしている。

 ●関連記事【もっと読む】「24時間テレビ」はやめられないが…せめて日本海テレビは放送すべきではない…では、そのような現状に異を唱えている。

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