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裸眼1.0未満の小学生38%で過去最多…急増する子供の近視は「レッドライト治療法」で抑え込む

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月23日 9時26分

 レッドライト治療法は至って簡単で、病院で貸与された専用の機械で1回3分を1日2回、週5日のぞき込むだけ。1台につき5人まで使用が認められていることから、プログラムを設定すれば姉妹兄弟間での共有も可能だという。

 経堂こうづき眼科では、近視と診断された6~16歳を対象に治療が実施されている。

「ある研究では、決められた回数と時間を守って治療を行った場合、そうでなかった人に比べて1年での近視の進行を約90%抑制できると報告されています。ただ、一時的な副作用として、照射後にまぶしさやギラギラとした閃光盲、残像が現れるケースがあり、これまで中国で1例のみ、治療後に網膜障害を引き起こした症例があります。まぶしさや残像が残る場合には3分間目を閉じて、それでも5分以上続くようであれば眼科を受診してください」

 斜視や瞳孔散大、左右どちらかの目に視機能異常があったり、全身疾患や遺伝性網脈絡膜疾患の家族歴などがある場合には、レッドライトを使用できない。治療を希望する場合は眼科医に相談するといい。

 現在、国内でのレッドライト治療法は自由診療だ。経堂こうづき眼科では、適応検査料とデバイス貸与料、定期検査料を含んだ初年度の治療費は約18万円。

 子供の目を守るためにも、検討してみてはどうか。

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