佐々木朗希はトミー・ジョン手術へまっしぐら…メジャースカウトが看破した160キロ右腕の“キズ”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月23日 11時43分
球速が上がれば上がるほど、肘にかかる負荷が大きくなるのは速球も一緒だろう。
ただでさえ、160キロ超の速球を投げる投手の多くが肘を故障しているうえ、メジャースカウトによれば佐々木の投球フォームは肩肘への負担が大きいのだ。それだけに本人がどれだけ故障にナーバスになろうが、160キロの速球を武器にするスタイルである以上、「右肘靱帯の修復手術は避けられない」との声が上がるのも無理はない。
さて、22日の佐々木は日本ハム戦に先発。前回15日の同カードで打球を左足首付近に受けて二回途中で緊急降板した影響が不安視されたものの、速球は初回に161キロをマークしたから体自体に問題があったわけではないだろう。
ただ、6回、計92球を投げて6安打4失点、5与四球で4敗目(6勝)。8奪三振はともかく、再三、160キロ近いストレートを芯でとらえられていたのは気になるところだ。
8日のソフトバンク戦は5回を投げて9安打3失点。9安打中、8本は同様にストレートを打たれたもの。本人が「組み立てなのか、クセなのか」とクビをひねっていたように、あるいは投球時のクセが露呈しているのかどうか。
だとすれば、肘が悲鳴を上げる以前の問題。試合後の本人は、
「初回のリードを守れなかったのは不甲斐なかったかなあと。ボール自体はある程度、強さもあったし、いい方かなと思いますけど、相手打線が調子いい中で、力を上回れなかったと思います」
と話した。
◇ ◇ ◇
佐々木に対し、ロッテ以外のNPB球団までこぞってブチギレているという。いったいなぜか。佐々木の周りで何が起きているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ソフトバンクは優勝M23 大卒2年目左腕・松本晴が5回2安打無失点でプロ初勝利
スポニチアネックス / 2024年8月19日 6時3分
-
「重症説」の佐々木朗希にメジャースカウトはヤキモキ…長期休暇を挟み「むしろ劣化の可能性」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月9日 9時6分
-
プロスカウトが肝を冷やした健大高崎2年生エースの「酷暑の150キロ連発」…心配な今後のフル回転
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月8日 7時21分
-
佐々木朗希にメジャースカウト「合格点」も…“投げては休む”は米国で受け入れられるのか
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月2日 7時20分
-
なぜ?故障?ロッテ朗希の長期離脱にメジャー疑心暗鬼…スカウトが「一番困る」こと
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月26日 17時10分
ランキング
-
1大谷翔平、劇的な「40-40」達成の裏で…近づくタイ・カッブ以来115年ぶり史上3人目の偉業とは
THE ANSWER / 2024年8月24日 15時13分
-
2大谷翔平、自身初のサヨナラ満塁本塁打で史上最速「40―40」達成 一問一答〈1〉「トップクラスの思い出」
スポーツ報知 / 2024年8月24日 14時49分
-
3マリナーズに「イチロー監督待望論」…本人は否定も話題性、親和性、能力値は十分
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月24日 9時26分
-
4ドジャース・大谷「40―40」達成でもMVP争いは混戦 「20―60」デラクルス、3冠射程オズナ
スポニチアネックス / 2024年8月23日 1時32分
-
5大谷翔平は“ジャッジより上” 劇的「40-40」に指揮官も唖然「上回る選手がいるとは思えない」
Full-Count / 2024年8月24日 14時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください