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渋野日向子の危険なスポンサー愛…全英女子に無事出場も、8オーバー134位で初日終了

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月23日 11時52分

渋野日向子の危険なスポンサー愛…全英女子に無事出場も、8オーバー134位で初日終了

渋野日向子(C)共同通信社

【全英女子オープン】第1日

 長く「リコー全英女子オープン」の名称で日本のファンにも馴染み深かった今大会は、2019年に「AIG全英女子オープン」に改称された(20年から「AIG女子オープン」)。冠スポンサーが代わって最初の19年大会に優勝した渋野日向子(25)はその縁もあり、今年6月AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ・インク)のブランドアンバサダーに就任。つまり今年の全英女子は歴代チャンピオンというだけでなく、大会のホステスプロとして出場している。

 海外メジャーのホステスというのも珍しいが、渋野と今大会の縁はそれだけではない。所属企業のサントリーも大会のスポンサーになっており、国内ツアーの「宮里藍サントリーレディス」は全英女子の日本予選会を兼ねている。また、ウエアとシューズの契約を結んでいるアディダスも、この大会の公式サプライヤーに名を連ねている。

 渋野は前週の「ISPS Handa スコットランド女子オープン」初日に左股関節周辺の痛みで途中棄権した。完治はしていないようだが、これだけスポンサーが関与する大会なら、多少の痛みがあっても欠場するわけにはいかなかっただろう。だが、渋野はスポンサー絡みの大会では成績がよくない。

 昨年5月、米国から一時帰国して国内大会2試合に参戦。ホステスプロとして臨んだ6月のサントリーレディスは通算1オーバー80位で予選落ちした。翌月にトヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の米国法人「レクサスUSA」と契約し、日本におけるブランドアンバサダーになったが、これも面目丸潰れだった。

 レクサスは全米ゴルフ協会主催の全米オープン、全米女子オープン、全米シニアオープンのオフィシャルカーであり、選手1人に1台の車を貸し出している。そこでレクサスは、日本のファンにも有名なぺブルビーチGLの開催で注目度が高い昨年の全米女子オープン開幕前日に契約発表したのだが、渋野は通算14オーバー133位で決勝へ進めなかった。

「当時は左手親指を痛めていた時期で、サントリーでは左右の指を絡めずに野球のバットを握るように持つ“ベースボールグリップ”にして話題になった。全米女子オープンではグリップをインターロッキングに戻したが、そんな状態ではゴルフにならなかった。今回は下半身に爆弾を抱えている状態です。リンクスは気候の変化が激しく、最低気温が10度くらいまで下がると筋肉が硬くなるので心配です」(ツアー関係者)

 その渋野は初日(22日)、午前7時22分(日本時間午後3時22分)10番からスタート。気温16度、10メートルを超える強風の中、2バーディー、1トリプルボギー、7ボギーの80。8オーバーの134位で初日を終えた。

∇渋野日向子のコメント
「なすすべなしという感じだった。気持ちとゴルフが並行しなかった」

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