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トラウデン直美「おじさんの詰め合わせ」発言まで炎上…窮屈なネット空間は「何を言っても燃える」と識者指摘

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月24日 9時26分

トラウデン直美「おじさんの詰め合わせ」発言まで炎上…窮屈なネット空間は「何を言っても燃える」と識者指摘

トラウデン直美(C)日刊ゲンダイ

 モデルのトラウデン直美(25)が8月21日に「news23」(TBS系)に出演した際に放ったひと言がネットユーザーの逆鱗に触れた。

 番組では自民党総裁選と立憲民主党の代表選を特集。両党の各陣営の動きをまとめたVTRが終わって画面がスタジオに戻ると、そこには自民党総裁選のポスターが置かれていた。ポスターは歴代の自民党総裁の姿がプリントされたものだ。

 同番組でキャスターを務めている藤森祥平アナウンサー(45)はトラウデンに「女性の姿がありませんけど、いかがですか?」と質問し、これを受けてトラウデンが「うーん、おじさんの詰め合わせ……って感じがするんですけど」と答えたのだが、このひと言が騒動の発端に。発言が放送されるや、X(旧ツイッター)には《男が女に「おばさんの詰め合わせ」って言ってたら大炎上になってたでしょ》などと怒る声が続々と上がったのだ。

 だが、トラウデンの発言は、あくまで「おじさんの詰め合わせ」。正直、いったいどこに問題があるのか分からないが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、「もはや、ネット上は何を言っても炎上する可能性がある状況になっており、それを前提とした情報発信が必要」と指摘する。

■もはや「炎上はデフォルト」

 トラウデンの発言に対しては他にも、《貴女だっていずれ集合写真に載ったらオバサンノツメアワセのうちの1人になるのわかってる?》といった、もはや揚げ足取りとも取れる投稿すらX上には見られたが、このような発想の持ち主に対しても、とりあえずの対策を立てることは可能だと指摘する。

「極端な話、難癖をつけるための屁理屈はいくらでも繰り出せますから、今後、テレビやネットで情報発信をする方は、『何か情報を発信した際には炎上しないことの方が珍しい』という意識に変えていった方が良いのではないでしょうか」

 もはや、「炎上はデフォルト」とでもいったところか。井上氏は「今後は、情報発信の際にはかなりの確率で炎上してしまうことはもはや織り込み済みとしたうえで『炎上発生後に軟着陸する』という発想で情報発信をしていった方が良いでしょう」と説く。

「フレーズ自体は差別表現でなくても語尾が断言調であるといった上から目線を想起させる表現は炎上後の釈明でさらなる反発を招きやすいので、テレビで話す際には『〇〇ではないでしょうか』といった疑問形を多用するのが良いでしょう。ネット上の文字配信では、こちらは難易度が高いですが、『ではないでしょうか』の後に『♡』といった絵文字があった方が良い場合もあるかもしれません」

 難儀な時代になったものだ。

  ◇  ◇  ◇

 近年見られる「炎上の長期化」。厄介な時代になったものだが、その原因は「陽キャ嫌い」にあるという。●関連記事【もっと読む】フワちゃんも女子アナも燃やし尽くす…「炎上」長期化の根底に“陽キャ嫌い”のルサンチマン…では、SNSに潜むドロドロとした感情に迫っている。

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