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大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月24日 9時26分

大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 日本時間22日未明、2年後の2026年に行われる第6回WBCの日程と組分けが発表された。大会連覇を狙う日本は3月5日から東京で、韓国、豪州などと1次ラウンドを戦う。決勝は同18日に前回23年大会と同じフロリダのローンデポ・パークで行われる。

 この発表を受け、スポーツメディアは前回大会のMVPで日本の世界一奪回に貢献したドジャースの大谷翔平(30)の参加を前提に、「大谷で連覇」「大谷ジャパン」などと騒がしい。大谷自身は「今のところは出たいと思っていますし、選んでもらえるように」と話しているが、必ずしも出場するとは限らない。

 ひとつは日程の問題だ。大谷がWBCに出場すれば、昨年から4年連続で3月にアジアでプレーすることになるのだ。

 昨年のWBCでは超過密日程をこなした。2月のキャンプ、オープン戦を経て、3月上旬に日本入り。決勝ラウンドから米国に戻り、東海岸のマイアミで準決勝と決勝。決勝には投打で出場した。大会後は息つく間もなくエンゼルスのキャンプ地・アリゾナへ再合流し、決勝戦から中2日でマイナーとの練習試合に先発。その6日後の開幕戦に投打二刀流で出場する強行軍だった。

 例年より調整のペースを前倒ししてWBCに臨んだこともあり、8月に右肘がパンク。自身2度目の靱帯修復手術を受けるハメになった。

「ドジャースに移籍した今年はソウルで開幕戦を行い、来年は東京での開幕戦が決定。米国との時差ボケに悩まされるだけでなく、米国と日本は移動に片道10時間以上かかる。プライベートジェットを使っても移動の負担は小さくない。大谷が出場を直訴しても、WBCではドジャースが打者専念などの制約を課す可能性はある」(特派員)

 まして大谷は、来季開幕からの二刀流復活に向け、投手のリハビリ中の身だ。

「靱帯再建術からの復帰1年目は、ただでさえ肘の状態は不安定になりがち。ダルビッシュ(パドレス)も15年のトミー・ジョン手術からの復帰後、原因不明の肘痛に襲われるなど、『1~2年間は普通ではない』と言っていた。大谷も1度目の手術後、20年に投手復帰した当初はアタマのイメージとカラダの動きが一致せず、思うような投球ができなかったこともあり、復帰2戦目に右肘靱帯周辺にある屈曲回内筋群を損傷。再び打者に専念せざるを得なくなった。しかも本人は3度目の手術となれば、投手を断念すると言っている。来年、再来年はかなり慎重にならざるを得ません」(同)

 大谷は二刀流を一年でも長く続けたい。少しでも体に不安があれば、WBC出場を辞退する可能性は十分にある。

  ◇  ◇  ◇

 大谷はここにきて「構えている段階で、いい未来があまり見えてない」と珍しく弱音をこぼしている。いったい大谷に何が起きているのか。なぜ、未来が見えなくなったのか。

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