巨人阿部監督は試合拒否…露呈した西舘勇陽の課題は「150.4」→「146.6」のスタミナ不足
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月24日 9時26分
西舘勇陽(C)日刊ゲンダイ
優勝争いの秘密兵器との期待もあったが、そう甘くはなかった。
23日の中日戦でプロ入り初の先発マウンドに上がったドラフト1位新人の巨人・西舘勇陽(22=中大)が、5回6安打4失点で降板。「テンポも悪かったと思いますし、守備からリズムを作れませんでした。もっとゾーン内で勝負ができるようにまたやっていきます」とコメントした。
リリーフとして開幕一軍入りし、26試合に登板して19ホールド、防御率3.57をマーク。6月末に登録抹消され、約1カ月前に先発に転向してこの日のマウンドを迎えたが、「やはりスタミナ不足を露呈しました」と巨人OBがこう言う。
「二軍では4試合に先発して防御率1.62の好成績を残しましたが、投球イニングは16.2回にとどまった。この日はいきなり最速153キロをマークするなど、初回の真っ直ぐ21球の平均球速は150.4キロとスピードはあったものの、回を追うごとに球威が落ちて、四回のストレートの平均球速は146.6キロ、五回は146.8キロとキレもなくなった。初先発で気持ちの余裕もなかったのでしょうが、ペース配分も含めて先発としてはまだまだ勉強と経験が必要という印象です」
リリーフとしても、開幕から登板10試合を無失点と好スタートを切りながら、4月末に2試合連続で炎上すると、5月に入って調子を取り戻したのも束の間、6月になって月間防御率7.71と失点する試合が増加。体力不足が指摘された。
期待した西舘に裏切られたうえ、試合は2番手以降も打たれて2-8と大敗。阿部監督は今季初めて試合後の会見を拒否するなど、ショックの大きい敗戦になった。
◇ ◇ ◇
このところやや不安定な阿部監督のメンタルだが、先日はついに「俺の心も折れそう…」と、珍しく弱気な発言をした。いったい何が起きたのか。阿部監督のが“くらった”出来事とは。
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