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"キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月25日 9時26分

"キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺

木村拓哉(C)日刊ゲンダイ

 8月14日にビクターエンタテインメントからリリースされた木村拓哉(51)のソロアルバム3作目「SEE YOU THERE」が、“微妙な数字”を記録して音楽業界をザワつかせている。

 前作から約2年7カ月ぶりとなる同作は、オリコン最新アルバムランキングでは5万5199枚の推定売り上げ枚数で堂々の第1位に輝いた。しかし、これが想定外の低い数字だったため音楽関係者から心配の声が上がっているのだ。

 正直、CDが売れないこの時代に木村のセールスはすごい。2020年1月リリースのソロデビューアルバム「Go with the Flow」の売り上げは12万6831枚、22年1月リリースの第2弾「Next Destination」の売り上げは7万1000枚だった。今作も初週で約5万5000枚を売り上げたのは「さすがキムタク!」なのだが、販売枚数は前作比で約22%、デビューアルバムと比べると約56%のダウンとなる。

 実は木村の2作目が、デビューアルバムと比べて約45%も売り上げを落としたことで、音楽関係者は今回の3作目のアルバムを“木村拓哉のアーティストとして正念場になる作品”と位置付けていた。

■“プレミアうちわ”はフリマアプリで売り出されていた

 2作目のソロアルバムの大幅ダウンに加え、昨年の旧ジャニーズ事務所の性加害騒動の渦中には、自らのインスタグラムに“Show must go on”と投稿し、世間から白い目で見られるようになってしまった木村。特に3作目の「SEE~」に関しては、これまでにない異例とも思えるプロモーション展開が散見された。発売直前になって、アルバムをイメージした木村の写真と、リリース前日に配信する予定のインスタライブの告知がプリントされたうちわが、全国主要5都市のJR駅前でサプライズ配布されたのだ。その結果、インスタライブは、6万人を超える視聴者が集まり大盛り上がりをみせたが、肝心のアルバムの売り上げを大幅に伸ばすプロモーションにはつながらなかったようだ。しかも、これまでのキムタクだったら高価なプレミアが付いてもおかしくないプレミアうちわが、フリマアプリで3000円で売りに出されていた。

 ある芸能プロダクション関係者は、木村の熱狂的なファンの“異変”についてこう指摘する。

「アルバムの売り上げとライブの観客数、ファンクラブ会員数というのは非常に密接な相関関係にあります。木村さん個人のファンクラブ会員数は約8万5000人といわれていますから、デビューアルバムは何人ものファンが重複して購入した可能性がありました。それが2作目、3作目は会員数をも下回ってしまったわけです。ファンクラブ会員は入会した累積数で、退会した人をカウントしていないので、ピークの12万人超と比較すると大幅に実質の会員数が減っていることも予想されます」

 木村は昨年の旧ジャニーズ性加害問題以降、CM契約を失ってしまった。今年4月期の「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日系)もコア視聴者(13~49歳)はパッとせず……。“神話”が崩壊しつつある木村が次にターゲットとしているのは海外マーケットなのか、それとも電撃的な独立からの、リスタートなのか。巻き返しに注目したい。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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