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巨人・菅野智之「35歳メジャー挑戦」浮上の悪い冗談…《4勝の昨季も情報収集欠かさず》の声も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月26日 11時32分

巨人・菅野智之「35歳メジャー挑戦」浮上の悪い冗談…《4勝の昨季も情報収集欠かさず》の声も

菅野智之(C)日刊ゲンダイ

 巨人がわずか2安打で白星を拾った。

 25日の中日戦。七回に飛び出した坂本勇人の2ランで試合を決めたが、もうひとりの立役者は、中日打線を“ゼロ封”した先発・菅野智之(34)である。

 味方打線が中日の大野に六回まで無安打に抑えられる中、「先にマウンドを降りない。最後まで投げてやろうという気持ちで投げていた」と、ピンチを背負いながらも7回3分の1を無失点。粘りの投球で息詰まる投手戦を制した。

 ガラガラ声で上がったお立ち台で「勇人さんの本塁打の時に叫び過ぎて声がつぶれちゃいました!」と笑った。これで12勝2敗。リーグ2位に2勝差をつけ、セ・パ両リーグトップを快走する右腕に対し、阿部監督は「智之もヒットは打たれたけど、我慢して後をしっかり抑えて、よく頑張った」と目を細めた。

 そんな中、さる巨人OBはこう語る。

「今年の投球内容は全盛期を思い出させるだけに、またぞろ『メジャーに挑戦したい』と言い出すのではないかという情報がある、と球団が気を揉んでいると聞いています。もう諦めたような雰囲気になっていますが、菅野は一度も『メジャー挑戦を諦めた』とは言っていません。20、21年オフに、それぞれポスティングと海外FAを利用して挑戦を試みたが、結局残留。ただ、その後も10勝だった22年と4勝に終わった昨年でさえ、米球界の情報を収集していたそうです」

 菅野は22年の開幕前に「もちろん(メジャー挑戦を)諦めているわけではない。でも、頭にチラつかせながらやるのはしんどい。いったん封印して目の前の試合に集中する」と言ってから、メジャー挑戦に関するコメントを発していない。

メジャーで「年齢の壁」が低くなっているが…

「20、21年の挑戦時は巨人での当時の年俸8億円以上の契約が結べない可能性が高いということで断念したようだが、考え方が合うといって慕う桑田二軍監督は現役時代、39歳の年に米国に渡ってメジャー昇格も果たしている。菅野は今年の成績でだいぶ自信を取り戻していますから」(前出のOB)

 米球界関係者は「先発5番手候補くらいで獲得に乗り出す球団がある可能性はある。年齢がネックにはなるものの、上原(巨人)が34歳になる年に2年1000万ドル(当時約9億4000万円)でオリオールズ入りしている。2年500万ドル(約7億2000万円)程度でいいなら手を挙げる球団はあるかもしれません」と指摘する。

 米球界での実績があるとはいえ、ダルビッシュが昨年36歳でパドレスと6年契約を結んでいる。特に投手に関してはメジャーで「年齢の壁」が低くなっているのは確かだ。

 すでに海外FA権を持つだけに、菅野が決断すれば、巨人に止める術はない。

「まさかとは思うけど、阿部監督は応援姿勢で、引き留めないともっぱらです」(前出のOB)

 球団は元エースの流出に戦々恐々というより、「もしかしたら……」と心の準備を始めているようである。

  ◇  ◇  ◇

 球団周辺からも「終わった説」が囁かれていたが、ここに来てまさかの大復活を遂げた菅野。その「意外な一因」とはいったい何か。何が菅野を変えたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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