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ドジャース山本由伸の調整登板は「球場との戦い」に 29日に傘下3Aで実戦復帰だが...

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月27日 9時26分

ドジャース山本由伸の調整登板は「球場との戦い」に 29日に傘下3Aで実戦復帰だが...

山本由伸(C)ロイター/USA TODAY Sports

 右肩鍵盤損傷で負傷者リスト(IL)入りしているドジャース・山本由伸(26)が、日本時間29日の傘下3Aオクラホマシティで実戦復帰することが決まった。

 相手はレンジャーズ傘下ラウンドロック(テキサス州)で、2イニングをめどに登板する予定。22日に2度目のライブBPに登板した際には最速154キロをマークするなど、順調な回復ぶりを披露。地区優勝争い、ポストシーズンではローテの軸として欠かせない存在となるだけに、デーブ・ロバーツ監督はラウンドロック戦も含めてマイナーで2試合に調整登板させる方針を明かした。29日の登板後、中4日か5日なら次戦は9月3日か4日の敵地でのエルパソ戦(テキサス州)になる。

 今季、両チームとも打線が低迷しているとはいえ、由伸は調整登板で球場との戦いを強いられそうだ。

 ラウンドロックのザ・デル・ダイヤモンド、エルパソのサウス・ウェスト・ユニバーシティ・パークは、本塁打が出やすいことで知られ、年によっては1試合平均2本近くを記録することもある。空気が乾燥する8、9月は打球が飛びやすくなり、特にエルパソの本拠地は標高1140メートルに位置し、マイナーの中では打者有利な球場の一つだ。

 あくまでも、調整マウンドだけに結果は二の次とはいえ、メジャー復帰に向けてそれなりの結果は求められる。

 山本は離脱するまで14試合、74イニングを投げて被本塁打6。1試合当たりの被本塁打は0.73で、サイ・ヤング賞の筆頭候補であるタイガースの左腕スクーバルと並んでメジャー7位に相当する少なさだ。

 故障明けの山本は悪条件を乗り越えて、終盤戦のパフォーマンスにつなげられるか。

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