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嵐・二宮和也 “世渡り上手”の原点…ジャニーズ性加害問題などどこ吹く風で絶好調

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月27日 16時3分

嵐・二宮和也 “世渡り上手”の原点…ジャニーズ性加害問題などどこ吹く風で絶好調

二宮和也(C)日刊ゲンダイ

 ここへきて、嵐メンバーの二宮和也(41)の快進撃が止まらない。

 今夏、主演しているドラマ「ブラックペアン2」(TBS系)は、18日放送の第6話も平均世帯視聴率11.5%(個人7.0%=視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。今期の民放ドラマで唯一の2桁台をキープしており、独走中。また2025年前期のNHK朝ドラ「あんぱん」で、松嶋菜々子と夫婦役を務めることが発表されたばかり。二宮はNHK朝ドラ初出演となる。

 また、バラエティー番組では、現在、日曜日の午前中に放送中のMCを務めるトーク番組「ニノさん」(日本テレビ系)が、10月からは、金曜日のゴールデンタイムに昇格。さらに8月31日には、テレビ東京系「激かわペット大集合!ワンニャンにのランド」で、霜降り明星のせいや(31)とともにMCを担当。二宮がテレ東のバラエティー番組でMCを担当するのは初めてという。

 ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題をきっかけに、タレントの退所が相次ぐ中、独立したとはいえ、二宮は性加害問題など無縁のような活躍を見せているのだ。それは嵐メンバーの中でも際立っている。「ジャニーズは努力が9割」(新潮社)の著書もあり、ジャニーズに詳しい霜田明寛氏はこう話す。

「二宮さんは、もともと非常に冷静で客観的な視点を持っているんです。常に自分や他者の立ち位置を見極めている。また、自他のプロデュース能力にも長けていて、2021年には、『ジャにのちゃんねる』(現よにのちゃんねる)というYouTube番組を立ち上げています。グループの垣根を越え、メンバーの選出も彼が主導で立ち上げたもので、ネットに消極的だった当時のジャニーズとしても異例のことだったんですよ。またかつてNHKの番組で、“あなたのターニングポイントはどこですか?”と問われた際も、自分の主演映画や番組ではなく、松本潤さんがブレークした『花より男子』と答えていました。松潤のブレークでグループも自分にも弾みがついた、と。さらにメンバーの中では、各メンバーの個性が引き立つよう、自分が前に出たり引いたり、バランスを保っていたことがうかがえます。そうした絶妙なバランス感覚があるんですね」

 そうした客観的視点とバランス感覚が、性加害問題が大きく報じられた直後の昨年10月に当時のSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からのいち早い独立につながったのか。スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。

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