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メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月28日 9時6分

メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

森下暢仁(C)共同通信社

 広島の森下暢仁(26)が昨27日の中日戦に先発。8回4安打2失点(自責0)と好投したものの、打線の援護がなく、今季5敗目(10勝)を喫した。

 その森下はすでに2ケタ勝利を挙げている上に、防御率はリーグ3位の1.65。優勝を争うチームをけん引している。メジャー志向も隠さず、昨オフの契約更改の席で、フロントにポスティングによるメジャー挑戦の希望を伝えた。球団OBが言う。

「今季は5年目で、国内FA権を取得するのは早くても2年後の2026年。球団が今オフのポスティングを認める可能性は低いでしょう。26年3月のWBCで侍ジャパン入りし、メジャーに名前を売ってからになるのでは。森下は4年目の22年オフに球団史上最速で年俸1億円に到達。今季は自身3度目の2ケタ勝利をマークしている。チームの勝ち頭になり、18年以来6年ぶりの優勝を果たせば、MVPの可能性もある。年俸は今季の1億3000万円から、2億円超えはもちろん、倍増もあるでしょう」

 広島は27日現在、2位巨人にゲーム差なしの首位をキープ。リーグ優勝を果たせば、森下以外の選手も還元を受けられそうだ。前出のOBは、「注目は、揃って3年契約の最終年を迎える大瀬良大地(33)、九里亜蓮(33)の両右腕です」と、こう続ける。

「大瀬良は現在5勝ながら、6月にはノーノーを達成するなど防御率はリーグ2位の1.38。QS率(6回自責3以内)は7割を超えているのに勝ち星が少ないのは、援護点が1.37と少ないことも影響している。勝利貢献度は高く、海外FA権も保有しているだけに、年俸は1億8000万円から3年7~8億円の攻防になるでしょう。後輩選手からも慕われており、本人も広島に愛着を感じていますから、残留する可能性は高いとみています」

 一方の九里はどうか。

「先発ローテに定着した17年から昨季までの7年間で通算60勝。21年には13勝で最多勝を獲得した。7年連続で年間100イニング以上を投げた安定感もある。昨年、海外FA権を取得した際にはメジャー志望を公言。契約が満了する今オフに挑戦する可能性もあります。ベテランの域に入りましたが、国内他球団への移籍も含めて動向を注視しています。年俸は1億4000万円。金満球団でなくとも触手を伸ばせますから」(セ球団編成担当)

 3人ともオフを見据えてモチベーションが高いのは間違いない。残り約30試合、優勝に向けて大いに力を発揮しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 今やメジャーすらも射程圏内に捉えている森下は、幼少期から「並外れていた」。日刊ゲンダイで毎年恒例「ドラフト家庭の事情」(19年版)では森下をピックアップ。両親が赤裸々に、包み隠さず語った森下の素顔とは。

●関連記事【森下を知る】…では、それらについて詳しく報じている。

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