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野沢直子に学ぶ「やりたいことをやって振り返らない」人生哲学…渡米30余年、還暦超えもパワー全開

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月28日 9時26分

野沢直子に学ぶ「やりたいことをやって振り返らない」人生哲学…渡米30余年、還暦超えもパワー全開

野沢直子(C)日刊ゲンダイ

 お笑いタレント野沢直子(61)が、自由奔放な生き方で注目されている。フジテレビ系「夢で逢えたら」「笑っていいとも!」などのバラエティーで売れっ子だった1991年に渡米し30余年、このほど情報番組で「ボブとは離婚調停中で離婚が成立次第、一緒にバンドやってるトラと再婚します」と明らかにした。

 1男2女がいて、孫もいるそうだが、ここ数年はサンフランシスコでの家のローンや保険、税金などで借金がかさみ、アルバイトに精を出しているのだそうだ。

「とりあえず資格も何もない私は、ドアダッシュていうウーバーイーツみたいな車のデリバリーのドライバーの仕事から開始し、それ以外のバイトもやっています。とにかく芸能界以外の仕事は高校生の時のファミレスのバイト以来」などと、ブログでコメント。

 さらに「年取ったら演技の仕事を始めたい、とぼんやり思っていましたが、ほんとに年取ってきたのでもう始めたく、去年から演技のクラスを取ったりしてます。そして、日本人のアクセントはあるものの、私は英語はもう不自由なく話せるので日米で演技の仕事が出来るようになるのが私の夢!!」と付け加えている。

■「この先はもう自分のために生きない? ってときですよね」

 野沢は米カリフォルニア州でのトークイベントなどで、「人生の第3ラウンド」とこんな持論を展開したらしい。

「第3ラウンドが60歳過ぎ。人生100年くらいと言われている中で、60歳だとしてもあと20年、30年ってあるんですよ。この先はもう自分のために生きない? ってときですよね。ご飯を作りたくないというときは冷凍食品でもいいじゃないですか。これからは会いたい人だけに会う、好きな人とだけ遊んでても、いいんじゃないかなって。それは結婚も同じで、もう我慢という境地で、愛情が持てないようだったら我慢が美徳などと言っているのはやめて離婚しよう」

 かつて野沢と仕事をしたことのあるテレビマンはこう言う。

「その昔、野沢さんは『ブルーハーツ』の頃の甲本ヒロトさんと懇意にしていて、『レベッカ』のNOKKOさんらメンバーともども、初詣に行ったりしていました。本当に自由で発想が豊か。当時から前向きで、後ろを振り返らない人生を歩んでいたのを思い出しました。今も変わらないどころか、ますます意気軒高で元気をもらいました」

 同時に、野沢といえば、折しも、ハリウッドスターを目指して年内にも渡米することが報じられたゆりやんレトリィバァ(33)や、すでに2021年に渡米し、ニューヨークを拠点に活躍している渡辺直美(36)ら、“海外進出組”の芸人の先駆けで、よきロールモデルでもある。

 やりたいことに邁進し、結果がどうのと縛られることなく、「やってるだけでいいじゃない」というメッセージを野沢は同世代に発信している。元気パワー全開だ。

  ◇  ◇  ◇

 人生を謳歌している野沢直子は2017年に本誌のインタビューに答えていた。●関連記事【もっと読む】米国移住26年 野沢直子がもの申す「日本に戻ると窮屈」…では、当時の日本で話題になっていた女性著名人に触れつつ、本人から見た日本について語っている。

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