水川あさみ「笑うマトリョーシカ」は好評なのに…夫・窪田正孝が絡むとなぜか叩かれる不可解

すべて妻の影響？（Ｃ）日刊ゲンダイ

　水川あさみ（41）主演の連ドラ「笑うマトリョーシカ」（TBS系=金曜夜10時）も佳境へ。《政界のドロドロに切り込んでる》《この内容をいまのこの時期に放送できてるの、すごい》なんて感想もある。ある意味、現実の自民党総裁選も追い風か。TVerお気に入り登録数は現在80万人超えで、夏ドラマの中では8位。レビューサービス「Filmarks」の評価も5点満点で3.6とまずまずだ（8月27日現在）。

「《この人が黒幕と思っていたら違った》の連続で、いい意味で視聴者を裏切り、目が離せない展開です。裏に日本テレビの金曜ロードショーがありますから、そもそもが苦戦前提の枠。それが徐々に《マトリョーシカ、面白い》なんて感想が増え、登録数、再生回数も上昇した。現実に次期首相は誰かと考えさせられるようになったいま、ドラマの内容がやけにリアルに思えてきましたしね」（ドラマ制作会社関係者）

　主演の水川の演技も《自然な感じがいい》と好評。3月まで放送された趣里（33）主演のNHK朝ドラ「ブギウギ」での母親役も人気だったし、女優人生はノリにノっているはず。なのだが、なぜか夫・窪田正孝（36）絡みの話になると、水川がネット上でバッシングを受けるという流れは、2019年の結婚当初から変わらない。

　芸能ライターのエリザベス松本氏は「最近も窪田さんが、自身のインスタグラムに投稿した内容が話題に。《ルート治療、凄まじい。。。心体と健康に興味が湧いてから、自分なりの気づき、体験をしてきたけど魂の根幹までぶち抜いてくれる施術は生まれて初めてでした。この体感はえげつない。》という文言と共に、顔や頭皮に太い針が大量に刺さったかなりショッキングな画像を投稿。これがネットニュースになると《窪田くんスピらないで》といった悲痛なコメントが相次ぎました」と話す。

　ちなみに「スピる」とは「スピリチュアル的なものにハマる」といった意味。窪田に治療を施す人物は《除念師》で、施術費は30分20万円となかなかの額。窪田のこの投稿に、ファンは勝手な思い込みで《スピ傾倒は水川さんの影響だと思う》《水川さんと結婚してから変わった》《ルート治療も水川さんの紹介なんでは》などと過剰反応。だが、当の窪田はこの騒動を知ってか知らずか、インスタ投稿は削除せずそのままだ。

「窪田さんが痩せたり、怪我をしたりすると何でもかんでも水川さんのせいにするネット民が圧倒的ですが、そもそも公にしていないだけで、窪田さん自身も実はスピリチュアルな世界に興味があった可能性だってある。芸能界はスピリチュアル的なモノやコトにハマる、スピる人が非常に多い世界です。真相は2人にしか分からないのに、なぜ水川さんばかり叩かれるんでしょうねえ」（芸能事務所幹部）

　いずれにせよ、水川はドラマの主演もこなし、女優としての評価はうなぎ上り。妙なバッシングは避けたいところだ。

「『マトリョーシカ』は真相を知りたい視聴者が多く、いまさら離脱する人はいないはず。窪田さんは8月23日に公開された満島ひかりさん主演の映画『ラストマイル』に出演しており、出番は多くないものの、最近よくネット上で書かれる《極端に痩せた》《目が死んでる》なんてこともなく、これまで通りの窪田さんでしたよ。今回の騒動ぐらいでは、お2人の今後の起用に影響はなさそうです」（前出のエリザベス松本氏）

　まあ、ほどほどにしておかないと、あらぬ噂が立つばかりで……。