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大谷ドジャースの4年ぶり世界一に立ちふさがるのは“男気見せたダルビッシュ”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月28日 9時26分

大谷ドジャースの4年ぶり世界一に立ちふさがるのは“男気見せたダルビッシュ”

ダルビッシュ有(C)共同通信社

 パドレス・ダルビッシュ有(37)による球団への配慮が話題になっている。

 ダルは左脚付け根の張り、右肘炎症などで6月2日に15日間の負傷者リスト(IL)入りし、7月6日には「家族に関する個人的な事情」で制限リスト(RL)に入っていた。ダルは給与の支払いが発生しないRL入りについて「チームと一緒に遠征に行くことが難しいと思っていた。ILに入ってお金をもらうのが嫌だったからそういう形になりました」と自身のSNSで説明。

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」によれば、球団からIL入りを提案されたダルはこれを固辞。今季の年俸1500万ドルのうち、RL入りした48日間分の約400万ドル(同5億7000万円)を先月に放棄していたという。7月末のトレードデッドラインに向けて球団の懐具合を配慮したようだ。

 ダルはすでに15日間のILに移行され、26日にシート打撃に登板。地元メディアなどによれば9月中にも復帰する見込み。男気を見せたダルはレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけてフル稼働しそうだ。

 パ軍は27日現在、首位ドジャースと4ゲーム、2位ダイヤモンドバックスと1ゲーム差のナ・リーグ西地区3位。各地区首位以外の勝率上位3チームが進出するワイルドカード争いではダ軍に次いで2位につけている。今季、直接対決はド軍(9月25日~27日)、ダ軍(同28日~30日)と終盤に3試合を残しており、ダルの復調次第では逆転での地区優勝は決して不可能ではない。

 仮に現状の順位でレギュラーシーズンを終えても、パ軍はダ軍とワイルドカードで対戦し、勝ち上がればリーグ勝率1位のド軍と顔を合わせることになる。ダルが大谷に立ちはだかることになるのだ。

 ダルはポストシーズン11試合で4勝6敗、防御率4.19。負け越しているものの、これはド軍時代の17年、アストロズとのワールドシリーズでサインを盗まれ、登板した2試合とも2回途中でKОされたことが響いている。ポストシーズンでの経験が豊富な上に、ド軍との相性も良く、過去2年で5試合に登板し、2勝0敗、防御率1.86。今季初対決した大谷にも5打数1安打の打率.200、0本塁打、2奪三振と抑えている。

 年俸を自ら返上したベテラン右腕はポストシーズンに照準を絞って大谷を封じ込めそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ダルと大谷の両天才には、「生き方」において決定的に異なる点がある。いったいどこがどう違うのか。これまでの発言と選択を紐解いていくと、見えてくるものがある。

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