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キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月29日 9時26分

キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

「二番手」で新境地を開拓できるか?(C)日刊ゲンダイ

「主演じゃなくてって思う。二番手とかやると視点が変わるから楽しいと思う」

 俳優の筒井道隆(53)が27日放送のフジテレビ系「ぽかぽか」でこう話したのは、木村拓哉(51)について。1993年のフジ月9ドラマ「あすなろ白書」でキムタクと共演した筒井は、23年のドラマ「風間公親-教場0-」で再び共演した盟友だ。

 30年ぶりに共演した現場で、キムタクがスタッフから“ははぁ”と出迎えられ大御所扱いされていたことについて、筒井はこう言及している。
 
「あれ、良くないですよ。寂しいと思いますよ。なんかそんな気がします」 

 キムタクの置かれた状況を察し、筒井は、キムタクが長年務めてきた“主役からの降格”を提言したのだった。1990年代から“視聴率男”の名を欲しいままにしてきたキムタクだが、近年、その神話に陰りが見えている。

「今はYouTubeや見逃し配信がなかった時代と単純に比較できず、視聴率だけで数字は測れなくなっています。とはいえ、90年代、00年代に平均視聴率20%台、30%台を連発していたキムタク主演の連ドラが、2桁を割るまでになっています」(制作会社関係者)

 キムタクは1990年代から2000年代前半のドラマを席巻し、社会現象化していた。96年の「ロングバケーション」、97年の「ラブジェネレーション」(ともにフジ系)、00年の「ビューティフルライフ」(TBS系)、01年の「HERO」(フジ系)などで、世帯平均視聴率20、30%台を叩き出しているが、それ以降、ネットの発達とともに視聴率は逓減。

■高額ギャラもネック

 新型コロナ特需と言われた20年の「BG・身辺警護人 第2章」(テレビ朝日系)は同15.6%と2桁をキープしているが、23年の「風間公親・教場0」は9.9%と2桁割れ。24年のドラマ「Believe―君にかける橋―」(テレ朝系)は最終回に巻き返し、10.3%とかろうじて2桁をキープしているという状況だ。
 
 キムタクが織田信長を、綾瀬はるか(39)が濃姫役を演じた、23年公開の映画「レジェンド&バタフライ」は総製作費20億円と、創立70周年の東映が社運を賭けた大作だったが、興行収入が振るわなかったと報じられている。

「今のところ配信では高視聴率時代のようには稼げないため、ドラマ1本あたり300万円台と言われるキムタクの高額ギャラがネックになっているのは確かです。かといって、ギャラを大幅に下げるわけにはいかない。筒井が言うように、クレジットの最後に名前が来る主演と同程度の扱いの“トメ”を受け入れ、ドラマの主役を若手に譲る時がいよいよ来ているように思われます」(芸能ライター)

 天下のキムタクも方向転換を迫られている。

  ◇  ◇  ◇

 ドラマや映画だけでなく、音楽セールスも振るわないというキムタクについて、●関連記事【もっと読む】"キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺…に詳しい。

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