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サッカー日本代表に長谷部誠コーチ サプライズ招聘の全内幕と「ポスト森保」の現実味

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月30日 11時51分

 その長谷部コーチ入閣で早くも周囲は「ポスト森保の布石ではないか」とかまびすしいが、「長谷部ジャパン」誕生には、低くはない障壁がある。

長谷部コーチ自身も日本代表監督とは別の壮大な夢が…

「森保監督は22年秋のカタールW杯こそベスト16止まりだったが、1次リーグでW杯優勝国のドイツとスペインを撃破。指導力、人柄ともに高く評価され、森保ジャパンの仕掛け人である田嶋幸三JFA前会長の意向に沿った形で続投となり、26年北中米W杯まで指揮を執ることが既定路線となっている。もともと田嶋さんは<監督もコーチもスタッフもオール日本人で臨むのがベスト>という思考の持ち主。田嶋会長体制が続いていたら、サッカー界全体が<森保の次は長谷部>の流れになるだろうが、3月にJFAのトップに就任した宮本恒靖会長は<W杯ベスト16以上の成績を残せるなら外国人、日本人など国籍は問わない>が基本スタンス。必ずしも、長谷部がポスト森保の筆頭候補とは言い切れないのです」(同)

 長谷部コーチ自身も日本代表監督とは別の壮大な夢があるといわれる。

 4月17日にドイツで現役引退会見を行い、5月24日に日本でも会見に臨んだ。長谷部氏は「目指すは(古巣のフランクフルトの)トップチームで采配を振ること」とコメントしている。しかし、近しい関係者には「将来的には、一番上のところでやりたい」と漏らしているという。

「長谷部の<一番上>というのはズバリ! ドイツ代表監督のことです」と欧州サッカー事情に詳しい関係者が続ける。

「フランクフルトで好成績を残し、イングランドやスペインなど欧州列強リーグでも結果を出してキャリアを積み上げ、最終的にはドイツ代表監督に招かれ、W杯を制するというのが長谷部の究極の夢なんです。W杯優勝4回、準優勝4回のサッカー大国ドイツは、1923年のオットー・ネルツ監督以来、すべてドイツ人が務めている。もし長谷部がドイツ代表監督になったら、世界を揺るがす大事件となる。その偉業に挑戦しようと考えているというわけです」

 前人未到の高みを目指す長谷部コーチが近い将来、日本代表を率いる日は来るのだろうか。

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