1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

池谷実悠で今年4人目…テレ東女子アナ退社ラッシュの背景には「鷹揚に送り出す社風」あり

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月30日 16時3分

池谷実悠で今年4人目…テレ東女子アナ退社ラッシュの背景には「鷹揚に送り出す社風」あり

池谷実悠アナウンサー(C)日刊ゲンダイ

 テレビ東京の池谷実悠アナ(27)が27日、自身のXで9月いっぱいで退社することを正式発表し話題となっている。

 池谷アナは、今後について「自分の興味関心があることを より深く専門的に学ぶ為に新しい一歩を踏み出す決断を致しました」として、詳細は明らかにしていないが、「入社して以来 優しい先輩方、頼もしい後輩達 個性豊かな同期に囲まれて 入社前には想像もしていなかったような貴重な経験をさせて頂きました」として感謝の気持ちをつづっている。

 テレ東の女性アナの退社は今年に入ってこれで4人目。3月末に福田典子アナ(33)、6月末には、須黒清華アナ(39)、松丸友紀アナ(43)が退社し、それぞれ企業の広報や芸能事務所に移籍などしている。スポーツ紙放送担当記者はこう話す。

「ここまで退社が続くと、アナウンス室でパワハラなど何か問題が起こっているのではないかと勘ぐりたくなるが、アナウンス室の雰囲気は他局と変わらず、大きな問題はないようです」

 SNS上では、一連の連続退社と、2020年に流出した、同局の若手アナが控室でスタッフや同僚の陰口を話している盗聴音声との関連をいぶかしむ声も上がっている。

私はまだ辞めて1カ月と少しだけど、「テレビ東京っていい会社だったな」ってますます感じる

 一方、24日配信の「FLASH」の「辞めテレ東アナほろ酔い座談会」では、人力舎所属となった松丸友紀と、ベンチャーのSCOグループで広報に転身した福田典子が、「(いろいろ聞かれるが)みんなたまたま同じ時期に退社したというだけで、深い意味はないんですけどね」(福田)、「個々の事情が、同じ時期に重なっただけ」(松丸)として、こう話している。

<松丸 私はまだ辞めて1カ月と少しだけど、「テレビ東京っていい会社だったな」ってますます感じるというか、恋しい(笑)。もうほんとに、あったかい会社!

福田 福岡から上京するとき、東京のテレビ局は「大奥」みたいだろうなって思ってました(笑)。実際は、後輩の結婚式とかでみんなが揃うと、親戚が集まったみたいな感じですよね>

「攻めてるテレ東、愛されるテレ東」(東京大学出版会)の著書もある社会学者の太田省一氏は、テレビ東京で退社が集中する理由についてこう話す。

「通常、民放の女性アナは、報道系とバラエティー系に分かれているものですが、テレビ東京のアナは、いわば“二刀流”で両方担当します。大江麻理子さんから田中瞳さんからみなさん、そうですね。さらに、バラエティーを担当しても、福田さんは『モヤさま』、松丸さんは『ゴッドタン』で、単なるアシスタント的な立ち位置ではなく、タレントと一緒に、コスプレから水浸しまでなんでもやる。このあたりは、同局の佐久間宣行元プロデューサーの影響も大きいと思いますが、“他局がやらないことをやるのがテレ東イズム”なので、女性アナの起用や育成法についても、他局とは一線を画していると思います。それでどんどん個性が開花していって、退社などの機運につながっていくのではないでしょうか。それを鷹揚に送り出している感じもあります」

 太田氏はさらに、かねて民放の女性アナに浸透している女性のキャリア志向やテレビ業界がかつての勢いを失っていることも退社を後押ししているのではないかと分析する。いずれにせよ、鷲見玲奈(34=20年退社)、森香澄(29=23年退社)らも含め、個性豊かなテレ東アナ出身者の活躍はますます続きそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 テレ東を退社した松丸友紀アナウンサーがパリ五輪直前に東京・日本橋のイベントに登場していた。●関連記事【もっと読む】人力舎所属の元テレ東・松丸友紀アナ“裸足で全力疾走”の迫力写真 「子育てママ」の本領発揮…では、松丸アナの「全力疾走」のシーンを伝えている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください