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ラゲッジは最大675ℓ!ベンツが作るスーパースポーツ2代目 AMG GTクーペが便利すぎる(小沢コージ)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月31日 9時26分

ラゲッジは最大675ℓ!ベンツが作るスーパースポーツ2代目 AMG GTクーペが便利すぎる(小沢コージ)

AMG GTの顔面力は健在なり(写真)小沢コージ

【小沢コージ クルマは乗らなきゃ語れない】

 メルセデスAMG GTクーペ
 (車両価格:¥27,500,000/税込み~)


 10年前にハイパフォーマンスな「メルセデスAMG」をサブブランド化し、スーパースポーツカテゴリーを絶賛強化中のメルセデス・ベンツ グループ。中でもイメージリーダーたる大排気量V8エンジン搭載の本格2シータースポーツ、GTが遂に2代目へとフルモデルチェンジした。

 新型GT63 4MATIC+クーペの日本価格は2750万円。ざっくり誤解を恐れずに言うとメルセデスが作るポルシェ〜フェラーリクラスの本格2シーターと言っていいのかもしれない。

 ただし路線は絶妙に異なる。ポルシェは911に代表されるリアエンジンレイアウトの2+2シートスポーツカーが有名で、スタート価格は現在1600万円台。

 フェラーリはエンジンをフロントミッドかリアミッドに搭載した本格2シーターばかりで、最も安いV8エンジン搭載のローマが2800万円台でV12エンジン車は5000万円以上もする。

 メルセデスAMGは自身のシンボルたる1950年代のベンツ300SLを原点とした的な典型的ロングノーズのフロントエンジンカーが基本で、新型GTクーペも王道すぎるほどのFRフォルム。しかも今回それが絶妙に実用的に進化しているのだ。

ポルシェ911顔負けの実用性も得た

 初代GTクーペは完全2シーターで全長4.5m台。4ℓV8をフロントに積み、後ろにキャビンを付けると、まるでメルセデスマーク入りのお頭付きノーズがまんま走っているような感じもあった。

 しかし2代目は違う。この世代から現行オープンスポーツのSLとプラットフォームを共有、全長は18cmも伸びて4.7m台に。その結果、AMG GTの顔面力はそのままにリアが伸び、均整の取れたFRフォルムに。

 同時に2シーターだけでなくエマージェンシー用リアシートもオプションで選べるようになり、主要ライバルたるポルシェ911顔負けの実用性も得たのだ。

ラゲッジはマジメに引っ越しに使えるかも?

 乗ってみるとまず驚くのは、アルミスペースフレームにスチール、マグネシウム、カーボンやマグネシウムまで加えた強化ボディの塊感あるフィーリングと想定外の利便性。

 今回借りたGT63クーペはリアシートオプション付きで、大人が後ろに座ると頭もヒザも壁に付きまくりだが、そのまま状態でラゲッジ容量は321ℓあり、シートバックを倒すと675ℓまで広がる。

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