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パリ五輪女子卓球代表リザーブ選手の父親 自身が経営する卓球クラブ教え子にわいせつ行為

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月31日 11時40分

パリ五輪女子卓球代表リザーブ選手の父親 自身が経営する卓球クラブ教え子にわいせつ行為

兵庫県警本部(C)共同通信社

 女子卓球パリ五輪代表リザーブの木原美悠選手(20)の父親が教え子の体を触り、パクられた。

 不同意わいせつの疑いで29日、兵庫県警捜査1課に逮捕されたのは、同県明石市で卓球場を経営する木原博生容疑者(54)だ。7月下旬から8月2日ごろ、自身が経営する卓球クラブ「ALL STAR」に通うレッスン生の女児が16歳未満であることを知りながら、体を触るわいせつ行為に及んだ疑い。女児から話を聞いた母親が8月7日、明石市内の交番に「娘が通う卓球教室の監督からわいせつ被害を受けた」と相談し、事件が発覚した。

「練習の途中で休憩していた女児と2人きりになり、犯行に及んだようです。施設内で目撃者がいない状況でしたが、女児の話に基づき、所要の捜査を行い、経営者の犯行と特定した。逮捕するだけの十分な確証があります」(捜査事情通)

 調べに対し、木原容疑者は「絶対にそんなことはしていません」と容疑を否認している。

 木原容疑者は妻と2男.2女の6人家族で、美悠選手は次女にあたる。妻は「ALL STAR」でアシスタントを務め、長男と長女がコーチ、次男も卓球選手という「卓球一家」だ。

「地元・明石の生まれで中学から卓球を始め、滝川二高時代は団体で高校総体ベスト16に進出。高卒後、営業マンとして会社勤めをしながら、クラブチームでコーチをしていた。2010年、子どもたちに卓球を教えるために思い切って脱サラし、明石市内で卓球場の経営を始めた。4歳から美悠ちゃんにラケットを握らせ、小学校になると、夜10時まで毎日、練習させていた。中学進学と同時に、有望選手を強化するエリートアカデミーに入った」(知人)

 美悠選手は19年、史上最年少の14歳5カ月で全日本卓球選手権大会決勝に進出。伊藤美誠(当時18)に敗れたものの、準優勝を果たした。5回戦では東京とパリ五輪・団体銀メダリストの平野美宇(同18)を破っていた。

 そんな美悠選手に続けとばかり、ALL STARでは3歳からレッスン生を募集。多くのちびっ子たちが木原家族の指導を受けていた。

 ネットでは<趣味から本格的な練習が行える卓球場です。魅力も多く、ラケットや靴が無料で借りられるので初めての利用者も安心できます。また、幼児がくつろげる「キッズルーム」もあり主婦でも卓球が楽しめる場所です>といった投稿も。

 木原容疑者はそんな「卓球が楽しめる場所」で、パリ五輪の開催期間中、幼い教え子相手にわいせつ行為に及んだようだ。

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