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柳沢慎吾「一人甲子園」は「笑点」でバカ受け!テレビはレアものを発掘すると面白い(桧山珠美)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月1日 9時26分

柳沢慎吾「一人甲子園」は「笑点」でバカ受け!テレビはレアものを発掘すると面白い(桧山珠美)

柳沢慎吾(C)日刊ゲンダイ

【桧山珠美 あれもこれも言わせて】

 25日の「笑点」(日本テレビ系)が話題を呼んでいる。大喜利前の演芸コーナーに俳優の柳沢慎吾が登場したのだ。

 この日、司会の春風亭昇太が柳沢慎吾の名前を口にすると、まず会場から「おー」とどよめきが起こった。このコーナーは漫才やコント、マジックなどジャンルも世代も問わずさまざまな芸人が登場するが、60年近い歴史の中で俳優が出るのは初めてではないか。

 彼がバラエティー番組などに登場する際、名刺代わりにやるのが「甲子園」を一人で再現するものか、「警察24時」。どちらも長いのが玉にキズで、邪険にされてしまうこともあるが、“そのウザさも込みが柳沢慎吾”というのが視聴者の認識だ。それをもう何十年も続けているから、もう立派な芸。この日は観客もノリノリでネタに合わせて手拍子し、楽しそう。最後は「いい夢見ろよ!」「あばよ~」と自身の持ちギャグを決め、カッコよく去っていった。

 緊張して実力を発揮できないまま終わってしまう若手漫才コンビより、爆笑をさらった。これを企画した「笑点」スタッフに拍手。このチャレンジする姿勢こそテレビのあるべき姿だ。見たことがないものを見せてこそテレビ。昨今は同じ顔ぶれや同じ企画ばかり。そんなものを誰が見るかって話だ。

筒井道隆「ぽかぽか」で木村拓哉をバッサリ

「ぽかぽか」(フジテレビ系)のゲストで登場した筒井道隆の発言にも注目が集まった。27日は「あすなろ白書」で共演した石田ひかりとともに出演、生放送には出たことがないとオドオド。

 面白かったのは木村拓哉について。「教場」で久々に共演したキムタクについて「すごい大御所みたいになってて」とコメント。昔のノリで接したら周りの人が「ハハアってやってて」と、暗に周りのスタッフがひれ伏していたことをバラし、さらに「あれ、よくないですよ」と発言、「トメとかやればいいのにねって思っちゃう。主演じゃなくて……2番手とかやるとまた視点が変わるから」と指摘した。

 これが収録ならば忖度でカットされていたかもしれない。生放送でありがとう「ぽかぽか」。

 筒井は番宣でもなく出演してきたというが、ドラマ以外では見ない人を引っ張り出すとテレビは面白くなる。

 25日の「日曜日の初耳学」(TBS系)は米津玄師をゲストに話を聞いていた。こちらもレア。来週は後半を放送、必見だ。

(桧山珠美/コラムニスト)

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