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西武・金子侑司が引退発表…ミタパンを虜にした“イケメン六刀流”外野手が明かしていた仰天特異能力

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月2日 11時32分

西武・金子侑司が引退発表…ミタパンを虜にした“イケメン六刀流”外野手が明かしていた仰天特異能力

4月29日には通算千試合出場を達成した金子侑司(C)共同通信社

 34歳、引退するには早いという声もある。

 昨1日、西武の金子侑司が今季限りでの引退を発表。本人は「ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした」とコメントを出し、渡辺GM代行も「守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした」と、その引退を惜しんだ。

 立命館大から2012年ドラフト3位で入団。50㍍5秒7の俊足で、1年目の13年から8年連続で2ケタ盗塁をマーク、16年には53個、19年には41個で盗塁王のタイトルを2度獲得した。打撃は16年に129試合で打率.272がキャリアハイだが、俊足を生かした外野守備と球際の強さには定評があり、何度もチームのピンチを救った。

「アマチュア時代は外野の素人だったというのだから驚きです」

 と、球団OBがこう振り返る。

「立命館宇治高、立命大では遊撃一本。外野は大学時代に何試合か守ったことがある、という程度だった。西武に入団して数年は二塁、三塁、遊撃、右翼と便利屋のごとく扱われていたが、身体能力は高い一方で送球に難があり、遊撃に定着できなかった要因のひとつ。これが、結果的に外野転向を後押し、功を奏する形になった」

 入団当初、日刊ゲンダイは「大谷をしのぐ六刀流」との見出しで金子を紹介したことがある。金子本人から、内外野を守る守備とスイッチヒッターというだけでなく、「実は右でも左でも投げられるんです」とこう聞いたからだ。

「(利き腕の)右ほどではないですが、左でも(直球で)120~130キロぐらいなら出ます。もちろん(カーブ、スライダーなどの)変化球もいけますよ。父親から両打ちと守備による体のバランスを取るために『左投げもやった方がいい』と言われまして。それで、中学のころから本格的に始めました。最初は戸惑いましたけど、高校に入るころには、普通に投げられるようになっていました。今でも時々、真剣に投げることがあります。バランスの維持にはいいと思いますから」

 17年からは外野手登録に変更。俊足選手の宿命かケガが多く、盗塁は22年以降は1ケタ台と激減した。

「球界きってのイケメンで女性関係も派手。コロナ禍で開幕が延期した20年は球団が外出自粛を呼びかける中、六本木で合コンしていたことが週刊誌にスッパ抜かれた。他にもフジテレビのミタパンこと三田友梨佳アナ(現フリー)との仲も噂され、一時期は『結婚秒読みか?』と言われていた。結局、老舗料亭である三田アナの実家サイドから猛反発され、ポシャったようですが」(前出のOB)

 グラウンド内外で、記録より記憶に残る選手だったことは間違いない。

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