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圧巻パフォ生む大谷「韋駄天のDNA」…父・徹氏、母・加代子氏の《超エリートスポーツ経歴》とは?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月4日 9時26分

圧巻パフォ生む大谷「韋駄天のDNA」…父・徹氏、母・加代子氏の《超エリートスポーツ経歴》とは?

大谷翔平(C)共同通信社

 大谷翔平(30=ドジャース)が、ここ20試合で14盗塁と走りまくっている。

 日本時間3日のダイヤモンドバックス戦は、自己最多タイの1試合3盗塁。すでにメジャー記録を更新している本塁打数と盗塁数は「44‐46」になり、シーズン「51‐54」ペース。本人は前人未踏の「50‐50」について、

「1試合でも多くしっかりと出て、健康な状態で出られればチャンスがあるんじゃないかなと思います。誰でもそうだと思いますけど、高い確率でセーフになる自信があれば行くべきですし、1個でも多くの塁を埋めるべきだと思う」と言った。

 大谷が今季、盗塁を量産しているのは、右肘手術のリハビリ中であることが大きい。本来は二刀流なのに、打者に専念せざるを得ない。投手としての負担がない分、やれることを突き詰めた結果が走ることだった。キャンプでは走るフォームを見直し、走ることに注力した。

 とはいえ、それ以上に大きいのは両親から受け継いだ血だろう。

 父親の徹さんは社会人野球の強豪・三菱重工横浜の元選手。チームで一、二を争う俊足外野手で、試合では主に1、2番を打った。中学時代は陸上部に駆り出され、岩手県大会の3種競技(100㍍走、走り高跳び、砲丸投げ)で入賞したほどだ。

 母親の加代子さんは小学校時代に始めたバドミントンに打ち込んだ。中学3年時は神奈川県の代表メンバーに選ばれ、全国大会へ。団体女子の部で準優勝した。敗れた相手は後に1992年のバルセロナ五輪に出場した陣内貴美子のいた熊本県だった。このときの全国大会決勝を含め、同学年だった陣内とはこの後も何度か対戦している。

 両親の血を受け継いだ大谷は、幼稚園の年長組から小学4年生までスイミングスクールへ。陸上は小学5年時に水沢区内の記録会の200㍍で3位、6年時は80㍍ハードルで6位に入賞している。

 中学3年時の運動会では、足の速い生徒を集めてクラス単位の順位を競うリレーで担任を仰天させた。当時の担任はそのときの大谷の走りについて、こう述懐している。

「他の生徒たちは顔をくしゃくしゃにして懸命に走っているのに、大谷は本気で走っているように見えない。流して走っているように見えるんです。けれども、ダントツに速かった。他の生徒をゴボウ抜きです。あんな走り方は見たことがありませんでしたから、本当に驚きました」

 日本ハムに入団して以降も、大谷の「本気で走っているように見えないのに速い」走りはチーム内で評判になった。

 走るフォームを見直した現在は、そんな走り方も変化したものの、大谷の俊足は天性の部分が大きいのは間違いなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷に、26年WBC出場辞退の可能性が浮上している。周囲は「大谷で連覇」とかまびすしいが、いったなぜか。大谷が「絶対に避けたいこと」とは何なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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