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アサヒグループHD×キリンHD 猛暑で売れ行き好調のビール大手を比較【ライバル企業の生涯給与】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月4日 9時26分

アサヒグループHD×キリンHD 猛暑で売れ行き好調のビール大手を比較【ライバル企業の生涯給与】

「アサヒグループHD」と「キリンHD」/(C)日刊ゲンダイ

【ライバル企業の生涯給与】

 エアコンの効いたリビングでキーンと冷えたビールを一気に流し込む。今年は、そんな夕食風景が多かったのではないでしょうか。ビールの売れ行きは好調といいます。

 ひと昔前は窓を開け放ち、風鈴の音を聞きながらちょっと汗ばむなか飲んだものです。今は日が暮れてもそれほど涼しくなりません。ビアガーデンも暑さ対策に頭を悩ませているでしょうね。

 今回はビールを扱う「アサヒグループホールディングス」と「キリンホールディングス」の社員待遇を比較してみます。

 アサヒグループは1889年創業。ビールの泡のオブジェが有名な本社ビル(東京都墨田区)は観光名所としても知られます。「スーパードライ」「マルエフ」をはじめビール市場で高シェアを誇ります。最近では缶を開けるとレモンの輪切りが浮いてくるサワーが話題を集めました。食品や医薬品事業なども手掛けます。

 キリンは1907年設立。前身のジャパン・ブルワリー・カンパニー時代の1888年にドイツ風ラガービールを「キリンビール」の商品名で発売しました。1990年「一番搾り」が誕生。今年は17年ぶりに投入したスタンダードビール「晴れ風」が大人気となっています。食品、医薬品、バイオテクノロジー分野などへも進出しています。

 業績はどうでしょうか。2023年12月期(連結)で比較してみます。売上高はアサヒグループが2兆7691億円、キリンが2兆1344億円。営業利益は2450億円と1503億円、純利益は1641億円と1127億円です。

 有価証券報告書によると、社員の平均年収はアサヒグループが1232万6000円、キリンが956万5000円。役員報酬は1人あたり平均で5970万円と5420万円です。

 年代別の平均年収は、30歳時はアサヒグループが996万円、キリンが751万円。40歳時は1206万円と910万円、50歳時は1349万円と1017万円となっています。

 生涯給与はこうです。

▽アサヒグループ…4億5047万円
▽キリン…3億3980万円

 両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はアサヒグループ1億303万円、キリン7837万円です。85歳時は3391万円と3092万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。

(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)

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