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松田聖子が『博士ちゃん』昭和歌手特集でランク圏外のナゾ…令和もトップ走る聖子らしい“こだわり”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月4日 14時3分

松田聖子が『博士ちゃん』昭和歌手特集でランク圏外のナゾ…令和もトップ走る聖子らしい“こだわり”

松田聖子(C)日刊ゲンダイ

 チャリティー番組『24時間テレビ47』(日本テレビ系)の中で、8月31日に放送されたスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』が世帯15%台の高視聴率を叩き出した。ドラマ内では萩本欽一の当時の映像も使用され、懐かしさを覚えた視聴者もいただろう。コント55号で坂上二郎と一世を風靡した萩本は、1971年から『スター誕生!』(日本テレビ系)の司会を始める。この番組からは森昌子、桜田淳子、山口百恵の『中3トリオ』、ピンク・レディー、中森明菜、小泉今日子などの超人気歌手が生まれた。

「ドラマで『スタ誕』を紹介する時、森昌子と石野真子のVTRだけが流れ、ナレーションでも2人にしか触れなかった。当時を知る視聴者は違和感を覚えたでしょう。『スタ誕』出身の代表といえば、『中3トリオ』だからです。石野真子も人気者の1人ですが、淳子や百恵には及ばない。そのくらい2人は突出していましたし、彼女たちを生み出したから『スタ誕』は長寿番組になりました」(ベテラン芸能記者)

 桜田淳子は旧統一教会脱会の情報が流れてこないため、日本テレビ側が紹介しなかったのだろう。山口百恵の映像はなぜ放送されなかったのか。

「百恵さんは『24時間テレビ』の裏番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)の『令和の今見てもカッコいい昭和の歌手 ベスト20!』で1位になって、当時の映像が使われていました。だから、なおさら不思議に思う視聴者もいたかもしれません。今回がどうかはわかりませんが、『大々的にフィーチャーされる分には良いけど、ちょっとした紹介程度ならお断り』という判断基準を持つプロダクションはよくあります」(テレビ局関係者)

■昭和好きの子供18人が「カッコいいと思う昭和の歌手」を選び、ベスト20を集計

『博士ちゃん』では不思議な現象があった。ベスト20の中に、昭和を代表するアイドル・松田聖子(62)が入っていなかったのだ。

「番組では昭和好きの18人の子供が選んだという形になっています。平均年齢15歳ですが、自分の部屋に当時の雑誌やアイドルのポスターを飾っているほど昭和を愛している子たちです。それなのに、たった18人とはいえ、1980年代のナンバーワンアイドルと言っていい松田聖子の名前が上がらないのは不自然です」(前出のベテラン芸能記者)

 ベスト3は上から山口百恵、中森明菜、美空ひばりの順番だった。女性アイドルでは小泉今日子が20位。男性アイドルでは1970年代にデビューした西城秀樹(5位)、野口五郎(13位)、郷ひろみ(18位)の新御三家がランクインした。

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