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「スカイキャッスル」ドロドロ韓流に若い層もハマるワケ…直近の見逃し配信は総合1位

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月5日 9時26分

「スカイキャッスル」ドロドロ韓流に若い層もハマるワケ…直近の見逃し配信は総合1位

松下奈緒(C)日刊ゲンダイ

 俳優の松下奈緒が主演し、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が競演するテレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』(木曜夜9時)が好評だ。これは韓国でヒットした『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(2018~19年)が原作で、高級住宅地スカイキャッスルのセレブ妻たちが、病院で働く夫の出世争いと子供の受験競争でしのぎを削る泥沼マウントバトルを描いている。初回から5週連続で見逃し配信で再生回数200万回を突破し、8月29日に放送された第6話も見逃し配信の総合ランキングで1位となった。

 第6話では、浅見紗英(松下)が、居候させている苦学生山田未久(田牧そら)が夫・英世(田辺誠一)の実の娘だと知りショックを受ける展開に。しかも紗英が真実に気づくように誘導したのは未久の作戦であり、未久は「私は、母と私が受けた傷をお返しするために浅見家に来ました」と目的を明かす。その後、未久は不敵に笑いながら望みを語る――。

 かつて韓国ドラマのリメーク作は特に中高年以上の女性に支持されていたイメージだが、今作は見逃し配信の好調から若年層を含む幅広い世代に受け入れられているとみられる。明大講師の関修氏(心理学)が視聴者の傾向を分析する。

「最近、韓国ドラマが日本で流行している背景には、若い世代を中心にBTSやその他の韓国アーティストの人気が大きな影響を与えていると考えている。その国の文化全体に対する興味が高まり、韓国ドラマにも関心が高まるからと分析できます」

 また、人間関係のドロドロを描いた韓国ドラマがウケているのはなぜか――。関氏は日本のドラマと比較し、「韓国ドラマは日本のドラマと異なり、必ずしもハッピーエンドを迎えるわけではない。むしろドロドロした人間関係やリアルな葛藤が描かれることが多い。このような展開は、視聴者にとって架空の物語であり、他人事として楽しむ要素があるからでしょう」と言う。

 次週予告で、またも転落事故が起こることが告げられると《予告が怖過ぎる。誰が落ちるんだろう?》《来週、瑠璃と未久が2人で落ちるのかな》《次回予告、未久ちゃんが突き落とされて殺されるのか?》といった声が集まった。最終回まで目が離せない。

  ◇  ◇  ◇

 ドラマの配役で"しっくりくる"と高評価だったのが小雪。そのわけは?●関連記事【もっと読む】「スカイキャッスル」評価一変…初回後《セットがチープ》と酷評も《小雪でよかった》に…にも注目だ。

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