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私の便秘克服法お話しします(3)お腹のレントゲン検査を受けたら便がバッチリ写っていた

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月5日 9時26分

私の便秘克服法お話しします(3)お腹のレントゲン検査を受けたら便がバッチリ写っていた

交通事故でお腹のレントゲン検査を受けることに(C)日刊ゲンダイ

押武桜子さん(仮名)=フリーライター/56歳

 便秘の解消には、「毎日、決まった時間にトイレへ行くと良い」「前かがみになっていきむと良い」とも聞きます。それで、小水でトイレに行くたびに、便意がなくても軽くいきむようにしてみました。

 最初は、まったくウンともスンともお腹に反応はありませんでしたが、しばらく続けていると、ポロッ、ポロッと1粒2粒出るようになったんです。1日に何度も。そのときは40歳代前後でしょうか。それまで自力で出したことなんて、ほとんど記憶になかったので、すごくうれしかったですね(笑)。

 激しい下痢+嘔吐の“大爆発”は、だんだん減っていきました。「そうか、出すものがなければ爆発はしないんだ」とホッとしつつ、いきむ努力を続けていました。でも、“大爆発”がまったくゼロになったかというと、やはりまだごくたまに起こっていました。

 秋から冬にかけてが多く、しかも、なぜかパスタを食べた夜に起こることが多かったんです。パスタを食べた日の夜中、就寝中、突然、ムカムカして目が覚めてトイレに駆け込む……というのがパターン。お腹の中がスッカラカンになるまで何度も吐いて、下して、寒けがして倒れ込む。本当に死ぬんじゃないかと思うほど苦しくて、夜中にムカムカッとくると恐怖でした。

 もしかして、小麦アレルギーなのだろうかと考えたこともあります。もともとアレルギー体質ではあって、いまも皮膚科には何年も通っています。だから、お腹も皮膚トラブルも小麦のせいだったのかな……。そう考えて、パンをはじめ、小麦が含まれている食品の大半を控えてみたこともありました。でも、お腹にも皮膚にも効果は感じられませんでした。

 あるとき、軽い交通事故に遭いました。お腹を軽く打ってしまったので、念のため病院でお腹のレントゲン検査を受けたんです。そうしたら、お医者さんから「便秘していますよね」と言われてしまって……。打撲の影響はなかったのですが、レントゲン写真に便がバッチリ写っていたんです。

 でも、そのときはポツポツながらも出ていて、自分としては「もう私は便秘じゃない」と思っていたので、えっ、まだ便秘は治っていなかったの? とショックでした。つまり、もっとしっかり出ていなくては、「便秘ではない」とは言えなかったんでしょうね。今思えば、それでまだたまに“大爆発”が起こっていたのでしょう。 =つづく

 (構成・中野裕子)

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