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阿部巨人の格安優良助っ人“ほぼ残留濃厚”の嬉しい悲鳴…原前監督時代にはなかった異常事態

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月5日 11時55分

阿部巨人の格安優良助っ人“ほぼ残留濃厚”の嬉しい悲鳴…原前監督時代にはなかった異常事態

グリフィン(C)共同通信社

 巨人の優良助っ人たちが、そろって来季も残留しそうだという。

 昨4日のヤクルト戦にフォスター・グリフィン(29)が先発。オスナに2ランを浴びるなど6回2失点で4敗目(6勝)となったものの、7三振を奪うなど安定した投球を続けており、阿部監督の信頼は厚い。

 来日1年目の昨季は6勝。2年目の今季は、戸郷、菅野、山崎伊と「先発4本柱」を形成している。今や左腕エースの位置付けである。

「勝ちパターンのセットアッパーコンビ」のアルベルト・バルドナード(31)とカイル・ケラー(31)も効いている。

 チーム最多の49試合に登板しているバルドナードは7戦連続無失点中。41登板のケラーは3日のヤクルト戦で自己最速となる160キロをマークした。勝負の9月に入り、リリーフ陣の3連投解禁を宣言した阿部監督に、バルドナードが「当然そのつもり」と言えば、ケラーも「準備はできている」と優等生である。さる巨人OBがこう言う。

「グリフィンは昨オフに年俸2億円の2年契約を結んでいますが、今季0勝1敗のヨアンデル・メンデス(29)を除く、支配下の外国人選手全員が来季も残留濃厚。バルドナードは49試合も投げているのに年俸9000万円と安い。今オフは助っ人の年俸をバーンと上げる必要があるが、ほとんど残留なんて原前監督時代にはなかった。これは発掘したフロントの功績で、球団にとっては嬉しい悲鳴でしょう」

 野手勢の評判もいい。8月に左手首を骨折したエリエ・ヘルナンデス(29)は5月に途中加入すると、交流戦で両リーグ5位の打率.342。離脱するまでの56試合で打率.294、8本塁打、30打点。阿部監督に「いなかったらと思うとゾッとする」と言わせる活躍ぶりだった。

 その代役として移籍期限ギリギリの7月終盤に加入したココ・モンテス(27)も、ここまで28試合に出場し、打率.326、1本塁打、13打点。3日に放った来日初本塁打は九回2死から起死回生の同点3ランだった。31安打中13本が二塁打の「ミスター二塁打」は、現在3番を任されている。

 昨季までの原前監督が「外国人がなかなか当たらない」と嘆き、毎年のように取っかえ引っかえしていたのが、ウソのようである。

  ◇  ◇  ◇

 なぜ巨人は「助っ人野手の獲得下手」の汚名を返上できたのか。いったいなにが起きていたのか。フロントの足を引っ張っていた「原前監督の注文」とは。

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