1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

《オオタニは本当のチームプレーヤーだ》指揮官大絶賛 「自己犠牲」と「44‐46」両立が示す価値

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月6日 9時26分

《オオタニは本当のチームプレーヤーだ》指揮官大絶賛 「自己犠牲」と「44‐46」両立が示す価値

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

「追い込まれたらバットを短く持っている。とにかく勝ちたくて仕方がないんだ。こういうことが好結果につながる。彼は本当のチームプレーヤーだ」

 ドジャースのロバーツ監督がこう言って絶賛している。「彼」とは大谷翔平(30)のこと。日本時間3日のダイヤモンドバックス戦で二ゴロを打って、走者を三塁に進めたスタンスを評価しているのだ。

 翌4日のエンゼルス戦も然り。1点を追う三回1死一塁では2ストライクと追い込まれると、わずかだが、バットを短く持ってカーブを振り抜いた。これが結果として右翼線適時三塁打となり、チームは同点に追い付いた。

 大谷のアタマの中身は基本的に米国人だ。マッチョがもてはやされる米国で人より速い球を投げ、人より遠くに打球を飛ばしたいと考えている。

 しかし、オフにプロスポーツ史上最高額の総額1000億円超でドジャースに移籍。11年連続プレーオフに進出中のチームでプレーしているだけに、勝利に貢献するのが当然という立ち位置になった。一発狙いでバットを振り回してばかりもいられないのだ。

 6月8日からのニューヨーク遠征では、3連戦で計3本の本塁打を放ったジャッジ(32=ヤンキース)の打撃を目の当たりに。米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューでは、そのジャッジについてこんなふうに話している。

「どんな点差、状況でも自分のバッティングを崩さずにやっているのはとても印象的。見ていて勉強になる」

 大谷はメジャーでもトップクラスのパワーの持ち主だ。その気になればジャッジのように、常にフルスイング、いま以上に本塁打を量産することも可能だが、環境が変化したし、そういうわけにはいかないということだろう。

 まして現在は、両リーグの上位球団がプレーオフを目指してしのぎを削っている最中。大谷はメジャー7年目にして初めて「ヒリヒリする9月」を経験している。すでに達成しているメジャー記録の「44本塁打‐46盗塁」はチーム打撃をしながらの産物なのだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷に、26年WBC出場辞退の可能性が浮上している。周囲は「大谷で連覇」とかまびすしいが、いったなぜか。大谷が「絶対に避けたいこと」とは何なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください