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松下奈緒が見据える世界進出の可能性 「スカイキャッスル」セレブ妻役で役者としての“幅と深み”を獲得

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月6日 16時3分

松下奈緒が見据える世界進出の可能性 「スカイキャッスル」セレブ妻役で役者としての“幅と深み”を獲得

松下奈緒(C)日刊ゲンダイ

 主演ドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)で演じる浅見紗英が、ハマリ役だと評判なのは松下奈緒(39)。

 原作は、韓国で2018~19年に放送された「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」。高級住宅街のスカイキャッスルで優雅な生活を送るセレブ妻たちが、子どもの高校受験戦争や夫の出世バトルで、野心やプライドをぶつけあうマウントバトルミステリーだ。

 主要キャストは、木村文乃(36)、比嘉愛未(38)、高橋メアリージュン(36)、小雪(47)。木村以外はモデルから転向した俳優とあって、“セレブ”に似つかわしい陣容がそろう。

 そんななかにあって、松下は174センチの長身で正統派の美人。演じる浅見には忘れたい過去があり、名前を変えてまでセレブ妻に成りあがったギラギラ系でもある。その役柄を整った顔立ちの松下が演じることで、不気味さが倍増。Xには、「怪演」「こわい」「目の奥が笑ってない」というポストが多く見られた。

 そもそも松下の名を世に広めたのは、14年前に放送された連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK総合/10年)。「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親である漫画家・水木しげるを妻からの目線で描いた同作は、松下、水木を演じた向井理(42)にとって出世作となった。

 このころすでにピアニスト、歌手としての実績も豊富だったが、朝ドラ俳優の看板が加わったことで、民放や映画からのオファーがひっきりなしになった。TBS系「日本レコード大賞」、NHK「紅白歌合戦」といった国民的音楽番組の司会を任せられるまでになり、現在も「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)と「朝だ!生です旅サラダ」(テレ朝系)でMCを務める。

■独身で両親と同居

 松下のようにモデル出身で司会もこなす主演俳優は山ほどいるが、現役ピアニストでもある例はほぼ皆無。その上で今期は主演連ドラを当てたため、俳優としての振れ幅を実証、脱皮したとエンタメライターの伊藤雅奈子氏は分析する。

「誰もが認める美人で、司会者としても抜かりないため、久しく優等生のイメージが定着していました。しかし今回、ドロドロ系ドラマで野心丸出しのセレブ妻を演じたことで、役者としての幅と深みを持てました。次に狙うのは、世界の国と地域で配信されるドラマへの本格進出か。ご自身が築く城(キャッスル)のスケールは、さらに大きくなりそうです」

 独身で両親と同居生活。ノースキャンダルであることも、起用が途絶えない大きな理由だろう。

  ◇  ◇  ◇

 「スカイキャッスル」といえば、そのオリジナルは韓流ドラマだが、比較的若い層に浸透しているという。●関連記事【もっと読む】「スカイキャッスル」ドロドロ韓流に若い層もハマるワケ…直近の見逃し配信は総合1位…では、その人気ぶりについて伝えている。

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