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W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月6日 12時7分

 今招集メンバーで国際Aマッチ最多出場は、FC東京のDF長友佑都の142試合。英プレミアの遠藤航(31=リバプール)が63試合で続く。

 守備的MFとして攻守にわたって奮闘する遠藤は主将も務め、前半12分には先制点を叩き込んだ。森保ジャパンの心臓部のような存在なのである。

「湘南、ドイツと所属チームで主将を務め、本人も主将キャラであるという自負を持っている。この日、ゴールも決めて存在感を見せたとはいえ、背中で引っ張るタイプで、強烈なキャプテンシーを発揮しているわけではないのが実情です。しかも、リバプールで2年目となる今季は控えに降格となり、開幕3試合連続でベンチスタート。出場は第2節・ブレントフォード戦の後半追加タイムからの1試合のみ。ベンチウオーマーどころか、ベンチ外になりかねない状況に追い込まれ、年明け1月の移籍期間に放出という噂もチラホラ流れている。そうなると代表内での序列低下は免れない。でも、今の日本代表には後任の主将候補が見当たらない。出場試合数でいうと60試合の南野、55試合の伊東、52試合のスペインFW浅野拓磨ということになるが、3人ともピッチ内外でリーダーシップを発揮するタイプとは言い難い。ベテラン長友が盛り上げ役として代表入りしたが、中国戦もベンチ外だったように、戦力としてはとっくにピークを過ぎている。森保監督も<ポスト遠藤>が頭痛の種になりかねません」(サッカー関係者)

 8月29日に発表された代表メンバーの中でサプライズだったのが、DF高井幸大(川崎F)のA代表初招集である。

 4日に20歳となった高井は、主力DF冨安健洋、伊藤洋輝が故障で不在の中、パリ五輪の最終予選を兼ねていた4、5月のU23アジアカップ、五輪本大会で好パフォーマンスを発揮したことで抜擢された。若手を引き入れることでチーム内の競争心をあおる意味合いもあるのだろうが、欧州事情に詳しいサッカー関係者がこう言う。

「特に冨安はケガが多く、計算が立たない。しかも、中国戦に3バックのセンターで先発したベルギーの33歳DF谷口彰悟は、年齢的に下降線をたどっていく。後半26分に板倉滉に代わって交代出場し、A代表デビュー戦をそつなくこなした高井は、冨安、伊藤の代役ではなく、あくまでW杯本番でのレギュラー候補として期待を込めた選出であり、中国戦での起用だった」

 森保ジャパンの命運は、三笘ら5人のキーマンが握っているといえそうだ。

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