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小泉進次郎氏が出馬会見で「日本が衰退」連発どの口が? 当事者意識ゼロ、中身もスカスカ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月6日 16時32分

小泉進次郎氏が出馬会見で「日本が衰退」連発どの口が? 当事者意識ゼロ、中身もスカスカ

悪政の当事者意識ゼロ……(C)日刊ゲンダイ

「できるだけ早期に衆院を解散し、国民の信を問う」

 自民党の小泉進次郎元環境相(43)が6日午前、東京都内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を正式に表明した。

 メディア慣れしているのだろう。小泉氏は今回の総裁選が初出馬とは思えないほど、弁舌さわやかに出馬の決意を語っていたのだが、肝心の中身については物足りないと指摘せざるを得ない内容だった。

 ネット中継された会見を見た視聴者から冷ややかな声が出ていたのが、小泉氏が「日本の現状認識」と題し、「日本は衰退」「厳しい国際情勢の中、日本の国際社会における影響力は低下」「日本の衰退の理由は、社会全体に漂う閉塞感、ダイナミズムの不足」などと言っていた部分だ。SNS上でみられたのはこんな投稿だ。

《バブル景気以降、日本を衰退させ続けたのは自民党政権》《国際社会における影響力が低下した間、何もしなかったのが政権与党の自民党》《社会に閉塞感が漂っている理由?自民党政権が国民から税金を取る事ばかり考え、自分たちは裏金をため、国民生活を本気で良くしようと考えなかったから。荒廃するのも当然でしょ》

 日本が衰退の一途をたどっていたほとんどの期間、政権与党の座にあったのは自民党だ。にもかかわらず、まるで当事者意識ゼロ。他人事のように話す小泉氏の様子は無責任と映ったようだ。

■事前に準備されたペーパーにはピンク色の付箋がベタベタ……

 さらに「政治改革」として、「使途が公開されていない政策活動費は廃止」「使途が公開されていない旧文通費も使途の開示と残金返納を義務付け」と主張し、「自民党改革」で「政治資金問題の当事者となった議員は、 国民への説明責任を果たし、選挙で信認を受けるまで、要職に起用しない」「(裏金議員の公認は)地方組織や地元有権者の意見などを踏まえて、新執行部において厳正に判断」とした点についても、批判的な見方が出ていた。

《政策活動費の廃止は野党がずっと求めていた。あなたはなぜ、今まで黙っていたの?》《旧文通費の使途公開は維新が積極的に言っていた。維新と自民が決裂した時、小泉さんは反対しましたか?静観していたでしょ》《裏金議員の公認は新執行部で判断って…。どうせ「厳正に判断した結果、公認です」となる。所詮は同じ穴のムジナ》

 出席した記者によると、事前に準備されたペーパーにはピンク色の付箋がベタベタ張られていたといい、用意周到な状態で会見に臨んだ様子がうかがえた小泉氏。果たして他候補とのガチンコ論戦は……。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事【もっと読む】では『小泉進次郎「軍師」不在の危うさ…総裁選出馬会見は人数制限で記者“排除”、仕切り悪く評判ガタ落ち』、【さらに読む】では『小泉進次郎が自民党総裁選“本命視”されるナゾ考察が拡散中…ヒントは「小泉構文」にあった?』など総裁選を巡る小泉氏の様子、言動を取り上げている。

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