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松坂桃李を陰ながら支える戸田恵梨香の「内助の功」…この妻にしてこの夫あり(城下尊之)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月7日 9時26分

松坂桃李を陰ながら支える戸田恵梨香の「内助の功」…この妻にしてこの夫あり(城下尊之)

松坂桃李と戸田恵梨香夫妻(C)日刊ゲンダイ

【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】

 俳優の松坂桃李(35)が来年1月期の連続ドラマで主演することが決まったと女性週刊誌が報じていた。

 と同時に2020年に結婚した戸田恵梨香(36)との夫婦仲も円満で、23年5月に誕生したお子さんと近くの公園を散策する姿が目撃されたという。ふたりにとってお互いに理想的な相手と結婚したのだなぁと感じた。

 というのも、戸田は独身時代、“恋多き女優”の代表選手のように芸能マスコミに取り上げられたもの。そのほとんどが当時共演した若手イケメン俳優で、交際が伝えられると、すでに両親にも紹介済みというケースが多かった。

 印象的だったのは、当時交際していた俳優の成田凌とドライブデート中に、たまたま別のターゲットを張り込んでいた写真誌の車と接触事故を起こした時だった。事故処理のために警察が呼ばれ、その間、写真誌のカメラマンがその様子を撮影していたが、オロオロする成田をよそに戸田は堂々と笑顔を見せ、警察にも落ち着いて対応していたという。

 当時を知るテレビドラマのプロデューサーによると、「彼女は才能があって仕事にも熱心。いい女優なのだが、恋愛するとすぐに分かるんだ」ということだった。仕事はきちんとこなすが、「終わると飛ぶように帰ってしまう。彼氏のところに行くから」だそうだ。

 実力派で評価も高い女優だが、あくまでプライベートが優先ということだろう。実際、歴代の彼氏がサーフィンを趣味にしていれば、それに付いていって一緒にやるし、その彼が俳優仲間と旅行すれば、それにも同伴する。とにかく常に一緒にいたいということらしい。

 ただ、イケメン俳優というのはモテるし、遊びたい年頃だから戸田に“密着”されるのがシンドイという面もあったろう。結果、うまくいかずに戸田の方から別れを切り出すことが多かったと言われている。

 ところが、松坂は違っていた。彼は演技力がある上に努力家で、若い頃から評価されているが、一方で共演者や演出スタッフとの人付き合いが薄いタイプなんだそう。仕事が終われば打ち上げにも行きたがらない。さっさと帰宅したそうで、自宅でゲームをした方がリラックスできるというわけだ。

 これは常に一緒にいたい戸田にとっては願ってもない相手で、21年7月期の連ドラ主演後は仕事をセーブしている。その後は出産と子育て中心の生活。結婚後もスポットライトを浴び続ける女優が多い中、彼女は夫との時間を選んだ。理想的な伴侶とはこのことだ。もちろん、落ち着いて余裕が出てきたら、その才能をまた見せてほしい。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

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