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楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月7日 9時26分

楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

田中将大(C)共同通信社

 一軍登板待ったなし!と思いきや、次も二軍登板である。

 4日の二軍戦で6回途中8安打2失点だった楽天の田中将大(35)。昨年10月の右肘クリーニング手術以来、初めて100球以上を投げ、田中自身も「リハビリ期間はもう終わったと思う」と話せば、青山投手コーチも一軍登板を示唆していた。

 ところが6日、今江監督は「リハビリが終わった後でどんな投球をするか」と、次回も二軍登板を明言。テスト終了にはまだ早い、ということだ。

 田中は2013年に24勝無敗、防御率1.27と異次元の成績を叩き出し、チームを日本一に導いた「生けるレジェンド」。一軍登板を待ち望む声も多いが、地元放送局関係者は「今江監督はロッテが長かった選手ですからね」と、こう続ける。

「青山コーチのように13年に球団に在籍していたチームメイトからすれば、田中は絶対的な存在。露骨にひいきはしないまでも、田中に対してはどうしても甘い判断になってしまうのではないか。一方、今江監督は当時ロッテの選手。田中のことはリスペクトしていても、それ以上の特別な思いはないでしょう。その意味では誰よりもフラットに見ている」

 現在、4位楽天の先発ローテは早川、岸、古謝、藤井の5人が務めている。1枠空いているとはいえ、CS進出の可能性を残している以上、田中を無条件で起用というわけにはいかない。勝てる確率が高い投手を投げさせるのは、当然の話である。

「8月末に再調整で登録抹消されたが、今季6勝7敗の内や、二軍で切磋琢磨している投手たちもいる。今季一軍未登板の田中が無条件で割って入れる状況ではありませんよ」

 とは前出の放送局関係者だ。

 6日は先発の早川が9回途中1失点と好投し、3位ロッテとの直接対決に勝利。ゲーム差を2.5に縮めた。田中の出番はあるかどうか……。

  ◇  ◇  ◇

 球団はレジェンド田中に対して複雑な思いを抱えている。それどころか、「厄介者」として腫物のように扱っている向きもあるという。いったいなぜか。田中の周りで何が起きているのか

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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