1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

旧ジャニーズ性加害問題“補償対象外”とされた被害男性の憤怒…「被害者94%に補償金支払い済み」の欺瞞

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月9日 11時3分

 補償対象外とされた203人のひとり、福岡県の会社経営、上田和美氏(63)はその後、ジャニー氏から贈与されたネクタイやブレザー、さらに1万円札を証拠として提出した。

「弁護士事務所と共にスマイル社、さらに東山氏宛てに内容証明で送ったのですが、渋々弁護士からメールがあって『物を見るだけではつながりを確認できない』『スマイル社の意向も確認しましたが、指紋鑑定の必要性を認めない』とのことでした。その後は何の返答もなく、東山氏からは一報もありません。実際に被害者と会うこともせず、全てを弁護士任せで『金を払えば解決、昔のことは分からない、確認できない』などと言うのですからおぼつかないです。もう、調停に進むしかないかと思っています」

 そう言った上田氏に、東山社長のメジャーVIP観戦報道を向けてみると「その件については、あえて触れずにいたのですが」と言葉を詰まらせた。知ってはいたものの、到底理解できず、感想を放置していた様子で、こう呟いた。

「もう終わったと思っているのでしょうか」

 こうした被害者たちのことなど放置し、被害者救済に動いた「当事者の会」も解散したことを受け、東山社長ら旧ジャニーズ幹部や関係者たちが胸をなでおろしているとすれば、言語道断だ。

  ◇  ◇  ◇

「補償は終わった」と言わんばかりの態度を取り続けるスマイルアップ。●関連記事【もっと読む】喜多川氏からの性被害「当事者の会」が解散…旧ジャニーズに今後も求められる誠意と補償…では、一定の成果を上げて解散した「幼児者の会」の元会員らについて伝えている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください