滝川クリステル“取材拒否”声明で「第2の昭恵夫人」に？ 進次郎氏との結婚&妊娠は首相官邸で堂々報告

使い分け…（Ｃ）日刊ゲンダイ

　自民党総裁選（9月12日告示、27日投開票）に立候補した小泉進次郎元環境相（43）の妻で、フリーアナウンサーの滝川クリステル（46）の所属事務所「フォニックス」が9日、滝川に対する取材依頼や問い合わせに関する声明を発表した。

　公式サイトによると、〈滝川には、結婚前から続けている仕事があります。夫婦双方が、社会への影響を少なからず持つ特殊性を考えると、お互いの活動を切り離し、一定の距離を持って活動することが望ましいと考え、今後もそれを維持していくつもりです〉とした上で、〈今回の総裁選に対しても、滝川が関与することはございませんし、これに関する取材等をお受けすることはできません〉などと理解を求めている。

　乳幼児を抱えて育児に多忙な事や、子どものプライバシーを配慮しての対応のようだ。ある意味、当然と言えば当然なのだが、複雑な思いを抱く芸能記者もいる。

「政治家の妻であっても『そっとしておいてほしい』というのは理解できます。ただ、2019年8月に進次郎氏と結婚、妊娠を報告した囲み会見はどこで行ったのか？　極めて私的な内容にかかわらず、わざわざ首相官邸で行ったのですよ。テレビカメラに姿を撮影させてね。この時は公私混同ではないかといった声が上がり、れいわ新選組の山本太郎代表は『何か政治的なにおいがぷんぷんする』すると冷ややかな見方を示していましたが、この件は取材していいけれど、この件は取材NGというのもね……」（スポーツ紙芸能担当）

　当時、婚姻届を提出した滝クリは自身のインスタグラムにこう投稿。

《「政治家の妻はこうあるべき」という形にとらわれず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができた》

■「ありのままの生き方」を謳歌していたファーストレディー昭恵氏

　われは我が道を行く、ということなのかもしれないが、仮に進次郎氏が総裁、総理となれば、滝クリはファーストレディーとして否が応でも公務に参加する必要性に迫られるだろう。その時、自身の「ありのままの生き方、スタイル」を貫くのか、それとも東京五輪招致活動でみせた「おもてなし」の妖艶さをアピールして夫を支えるのか。

　自由奔放に「ありのままの生き方」を謳歌していたファーストレディーといえば、故・安倍晋三首相の妻、昭恵氏（62）だ。不適切な国有地払い下げが問題視された森友学園の新設小学校の名誉校長に就いたかと思えば、新型コロナ禍で外出制限がかかる中、団体旅行に出かけるなどして、その言動は国会でも野党から度々、追及されていた。

　SNS上でも滝クリに対して、早くもこんな声が上がる。

《滝クリさん、まさか第二のアッキーにならないよね》

《総裁、総理と別行動でやりたい放題…。アッキーになる日が来るかも。まさかね》

　いずれにしても、複数の公設秘書を引き連れ、身の回りの世話をさせて行動しながら、閣議決定で「私人」扱いとなるような最悪の事態を繰り返すことは避けてほしい。

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