ネット掲示板サイトに新潮流…「5ちゃんねる」凋落で「爆サイ.com」が国内最大に成長
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月11日 9時26分
ひろゆき氏(C)日刊ゲンダイ
ひろゆき(西村博之)氏が開設した「2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)に代表されるネットの掲示板サイトで、「爆サイ.com」が存在感を増している。
8月に公表されたアクセス情報分析マーケティングツール「シミラーウェブ」によると爆サイは月間11億PV、月間アクティブユーザー数1500万人、1日投稿数70万回を超え、アクセス数・訪問者数で5ちゃんねるを抜き、日本最大の掲示板サイトに成長し、ネット業界で話題になっているのだ。
Twitter社のトレードマークであるツイッター・バードのオブジェを4万ドル(約500万円=当時)で落札するなど勢いづく爆サイ。これまでは「2ちゃん」1強だった掲示板サイトの現状について、ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう分析する。
「かつて2ちゃんねるには“2ちゃんねらー”と呼ばれるコアなユーザーがいて多くの掲示板が賑わっていました。ですが、ひろゆき氏から運営も代わり、近年は悪意ある利用者たちの不法行為などが問題になっていました。結果、ユーザー離れを起こし、新しいユーザーも取り込めず高齢化が進んでいます。廃れたのも仕方ないでしょう。しかしながら、2ちゃんのウリであり“柱”であった、表のメディアでは知ることができないディープな情報や事情通によるアングラ業界の解説などのニーズがなくなることはありません。むしろ求めている人は多い。そうした層を爆サイがすくいあげたのではないでしょうか」
掲示板サイトは匿名ゆえの悪意ある書き込みや個人情報の流出、暴露、名誉毀損など運営側の管理がますます大事になってくるが、「たとえば、サラリーマンが出張で地方に行くときの飲み屋や風俗のリサーチとしては確実にニーズがあるでしょう。また、転勤が決まった後で住居を決める際に地域や学校などの情報を調べるときに利用する人は多いはずです。駅の北口と南口でぜんぜん雰囲気が違うとか、地元の人でしか知りえない情報だってわかるわけですから」(井上トシユキ氏)。
業界勢力図は変われど、口コミは普遍のようだ。
◇ ◇ ◇
近頃は何でも「男女逆にしたら差別だ!」と、わめく輩がいるようだ。●関連記事【もっと読む】「女性半額は男性差別だ!」「男女を反転させたら差別!」と主張するネットユーザーたちの“真の姿”とは…識者が看破では、そのような輩がどのような層なのかについて分析している。
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