三笘薫が完全復調で移籍金うなぎ上り! 冬の欧州移籍市場「200億円」ビッグディールの条件
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月11日 11時54分
三笘薫(C)Norio ROKUKAWA / office La Strada
2026年北中米W杯アジア最終予選で、森保ジャパンが凄まじいロケットスタートである。
日本時間11日午前1時キックオフの最終予選第2戦バーレーンとのアウェー戦で5-0の大差勝ちを収め、5日の第1戦・中国との7-0圧勝劇に続いて圧倒的な強さを見せつけたのだ。
世界ランクは日本の18位に対してバーレーンは80位。前半はFW上田綺世(26=フェイエノールト)のPKによる1点だけだったが、後半2分にその上田が反転シュートを決め、16分と19分にボランチMF守田英正(29=スポルティング)が連続ゴール。36分にFW小川航基(27=NEC)がトドメの5点目を決めた。元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏が言う。
「中国戦、バーレーン戦ともに日本のケタ違いの強さが際立ったが、中でも7カ月ぶりの代表復帰となったブライトン左FW三笘薫(27)とスタッド・ランス右FW伊東純也(31)の両翼のパフォーマンスは抜きんでていた。特に後半19分に絶妙アシストを送って守田のゴールをお膳立てした三笘は別格の存在感を漂わせていました」
その三笘は昨年12月の足首痛に続き、2月末に腰を故障して長期離脱していた。が、7月のブライトンの日本ツアーに同行して戦列復帰。8月17日に開幕した英プレミアで切れ味鋭いドリブル突破を何度も披露し、W杯最終予選で相手選手をキリキリ舞いにして完全復調をアピールした。
「クラブ、代表で結果を残していけば、年明け1月にオープンする冬の欧州移籍マーケットの“主役”に躍り出る可能性もある」とサッカー関係者がさらに続ける。
ゴール、アシストの両方で2ケタに近い数字を
「三笘は23年10月に5年・年俸総額40億円で契約を延長し、移籍金は96億円に設定されていると現地で報じられた。そもそもブライトンは移籍金をはね上げるのが上手なクラブとして知られている。たとえば同8月、当時21歳のエクアドル代表MFカイセドが英プレミアのチェルシーに移籍金184億円で買われたが、ブライトンは欧州の複数の金満クラブが注目している状況を踏まえ、カイセドに対して移籍金の増額を持ち掛けた上でチェルシーに高値で売り飛ばすことに成功した。三笘も今後のリーグ戦と日本代表での活躍によっては、移籍金相場がカイセドを上回る200億円級になっても不思議ではない」
莫大なカネが動く大商いが成立するにはいくつかの条件が付く。
元ワールドサッカーグラフィック編集長・中山淳氏が「ゴールとアシストを増やすことが絶対条件となります」とこう続ける。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
12発連勝”攻撃的3バック”にも改善点見つめる三笘薫「今日の相手だからできたところもある」
ゲキサカ / 2024年9月11日 6時42分
-
森保J、バーレーン戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 満点は3人…唯一の途中出場で高評価は?
FOOTBALL ZONE / 2024年9月11日 6時21分
-
日本代表 敵地でもゴールラッシュ5発完勝! 14年ブラジル大会予選以来2度目の開幕2連勝無失点で飾る
スポニチアネックス / 2024年9月11日 2時55分
-
W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月6日 12時7分
-
ブライトン三笘 冨安欠場の強豪アーセナルとドロー 得点絡めずも好機演出し日本代表W杯予選に弾み
スポニチアネックス / 2024年8月31日 22時31分
ランキング
-
1珍事!セパ全3試合で「勝利打点」該当者なし 失策、失策、捕逸…相手のミスで決勝点
スポニチアネックス / 2024年9月12日 22時10分
-
2日本は「本当に脱亜入欧しそう」 2戦”12-0”の無双ぶりに中国記者脱帽「強すぎる」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月12日 17時30分
-
3ドジャース・大谷 低弾道で自己新47号!アジア最多並んだ米218号 104打点でトップ浮上
スポニチアネックス / 2024年9月13日 1時31分
-
4赤間凛音、吉沢恋らが準決勝へ スケボー・ストリート世界選手権
共同通信 / 2024年9月13日 0時46分
-
5【巨人・阿部監督一問一答】今季初の大勢回またぎは「もう伝えてありました」鬼門で「すごく大きな3連勝だった」
スポーツ報知 / 2024年9月12日 21時57分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください