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快進撃の森保ジャパン MF守田英正が“落ち目の主将”を窓際に追いやる圧巻2ゴール

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月12日 9時26分

快進撃の森保ジャパン MF守田英正が“落ち目の主将”を窓際に追いやる圧巻2ゴール

守田のバーレーン戦1点目の場面(C)Norio ROKUKAWA/office La Strada

 森保ジャパンの快進撃が止まらない。

 2026年北中米W杯のアジア最終予選・第1戦(5日)で中国相手に7ー0の大差勝ちを収めたと思ったら、続くバーレーンとのアウェー戦(11日)も5ー0のワンサイドゲーム。圧倒的な強さを見せ付けた。

 バーレーン戦で目覚ましい活躍を披露したのが、ボランチとして攻守に奮闘しながら2ゴールを決めたMF守田英正(29=スポルティング)である。

 3バックの前の位置にデンと構え、相手の攻撃の芽を次々とツブしながら、味方の攻撃系選手と好連係を取って相手ゴールに迫っていった。 

 後半の16分と19分にはチーム3点目、4点目となるゴールを立て続けに決め、バーレーンの息の根を完全に止めた。

「この守田がW杯最終予選突破のキープレーヤーとなり、チームの主軸となって森保ジャパンを牽引していくでしょう」とサッカー関係者が言う。

「森保監督は、最終予選に入ると基本フォーメーションを4バックから3バックに変更。3(DF)ー4(MF)ー2(シャドー)ー1(トップ)の陣形で戦っている。この3ー4ー2ー1というのは、守田が所属しているスポルティングと同じ布陣。守田は2022年夏に加入して以来、欧州を代表する強豪チームのボランチとして最終ラインのDF陣と連係しながら守備を固め、シャドーやサイドアタッカーの選手たちとのコンビプレーの精度を上げてきた。森保一監督、ヘッド格の名波浩コーチ、守備担当の斉藤俊秀コーチよりも実戦的な3バック布陣についての経験値が高いことから、頼りになる存在として森保ジャパン内の序列も急上昇中です」

 そんな守田とボランチでタッグを組むのが、独1部シュツットガルトで主将を務め、2023年8月に英プレミアの名門リバプールに引き抜かれた遠藤航(31)である。

 ドイツ時代から<中盤での1対1を制して相手ボールを回収>して<効果的な攻撃に繋げていく>プレーを得意としており、献身的なプレーも高評価されてアジア人選手としては異例の主将にも任命された。  

 独1部での4年間のプレーが強豪リバプール首脳陣の目に留まり、リバプール入りに繋がった。

 森保ジャパンの常連選手である遠藤は、2022年カタールW杯の中心選手としてベスト16進出に貢献。W杯後にDF吉田麻也(36)からキャプテンマークを引き継いだ。

 当初は「北中米W杯本大会まで遠藤が主将を務めるだろう」という声が多かった。ところがペアを組む守田の存在感が一気に増し、立場が危うくなってしまった。

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